この決定戦の他にオレクサンドル・グヴォジクやマイケル・コンランが出場予定です。プエルトリコ陣も多く出ていて、ホープのフェリックス・ベルデホが10ラウンドKO負けだそうです。
1R
体格はほぼ互角。
イマムが速くジャブがいいが
ラミレスのプレスとボディもいい。
イマムの強烈なアッパーが入る。
ラミレスの大きなパンチは見切れている
イマム10-9
2R
ハイレベルな技術戦。
パンチがコンパクトでシャープなのはイマム
ラミレスは詰めてから下から攻めると強烈。
ラミレス10-9
3R
ロープ際でイマムがどこまで応戦できるかだろう。
リング中央で離れているとイマムが速い。鋭い。
サッカー場のような歓声。
イマムが巧く戦っているが、ラミレスは頑丈みたいだ。
怯む気配がない。
イマム10-9
4R
ラミレスの接近戦をイマムはよく研究している。
ダッキングで捌くのが巧い。
ラミレスはプレスが強いが大振りなので精度的に厳しいか
イマム10-9
5R
ロープ際だと攻めるラミレスに捌くイマムとなるので
ラミレスは距離を潰す作戦にシフトしたい。
ボクシングをしているとイマムの方が精度が高い。
ラミレス10-9
6R
攻めるラミレスに捌くイマムという時間が多くなり
ラミレスのパンチがクリーンヒットする場面が増えた。
とても巧く戦って、コンディションは最高だとおもうが
イマムはただ巧く捌いているだけともいえる。
倒そうという意思があるのはラミレス
ラミレス10-9
7R
まだ互角の展開といえる。
精度がいいのはイマムで
攻撃にボリュームがあるのがラミレス。
イマムはスリッピングなどでダメージを殺すのが巧い。
イマム10-9
8R
いい時に止まったのでよくわからないが
攻勢のアピールタイムを作るのはラミレスなので
ラミレスが見せ場を作ったか。
イマム、そろそろきつそうで、身体をくっつけた打ち合いになってきた。
ラミレス10-9
9R
打ち合いになるとラミレスの闘志が勝る。
イマムは芯をはずしつつ勇敢に打ち合うが
攻撃の厚みでやや劣勢。これはラミレスの土俵だ。
ラミレスも大振りなので疲れる。
ダメージを逃がしているのはイマムの方だが
それでも
ラミレス10-9
10R
ここまできてまだ互角
イマムの方がダメージを逃がして効果的に当てていて
ラミレスは効く食い方をしてるし疲れる打ち方をしている。
それでも攻撃の厚みと攻めの姿勢でイマムには振れない。
明らかにラミレスが攻めたラウンド
ラミレス10-9
11R
互いにとり天敵といえるタイプで
とてもいいライバルによる接戦だ。
ラミレスの攻めの勢いが勝る
ラミレス10-9
12R
ラミレスが攻勢。
イマムは踏ん張るだけになっている。
互いに勝っているとおもっているのか
諦めない闘志がすごい。
ラミレス10-9
イマムも勝者と称えたいほどだが
ロープを背負うことなど一度もなく常に攻撃的だった
ラミレスが勝ったとおもう。
しかし、実力伯仲のいい試合であった。
センスはイマムが上だった。
115-113
117-111
120-108
ラミレス
120-108
はクレイジー
ラミレス
「夢が叶いました。世界王者になれて誇りにおもいます。
ボクシングの才能を与えられて神に感謝します。
この勝利を移民に捧げます。彼らのために戦います。
試合中自分に「お前は何をやっているんだ」と問いかけ、それが
第二の波となりチャンピオンラウンドを作れたのだとおもいます。
それがターニングポイントでした。
アミルは素晴らしい選手で準備が整っていました。
だからこそ、ファンにいい試合を提供できました。」
イマム
「もっと自分は何かをすべきでした。私に必要で足りないもの、
それをずっと考え続けています。」
マニアなら感じていたとおもうが、ラミレスは五輪代表の素晴らしいトップアマだが、プロ向きで精神力が強く2番底がある。だからこの試合も勝つんではないか?イマムは才能豊かだが、トップレベルのタフファイトでは何かが足りない。
そう感じた事前予想だったとおもいますが、そのまま試合に出た形です。
ラミレスはややモーションが大きいのが魅力でも穴でもあり、さらに上のレベルでどうなるかわかりませんが、アマ時代にロマチェンコに9-16。それを逆転する体力や体格、才能を秘めているかもしれません。ロマチェンコと言わず、マイキー相手でも・・・
またロンドン組が結果を出しました。
次は順当にいけばプログライスですが
これも甲乙つけがたい魅力的な組み合わせです。
今は、個人的には若干プログライスに傾いています。
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前座
WBC暫定ライトヘビー級王座決定戦
グヴォジクVSアマール
アマールが結構善戦している。グヴォジクは巧いがパワーをあまり感じない。
グヴォジクは超優等生な教科書ボクシング。
アマールの返すジャブ等はたまに食う。
ロマチェンコも観戦してます。
今日のグヴォジクは丁寧だけどパワーを感じない。
グヴォジクに火力がなく
アマールは上体をよく振っているので
判定になるかもしれない。
最終回はグヴォジクが攻めるも
アマールの左フックカウンターがキレイにきまり
グヴォジクのアゴが跳ね上がる。
ダウンしてもおかしくないタイミングのカウンター。
グヴォジクの判定勝利だろうが、大苦戦で
精彩を欠いたのは序盤から歯車が狂い、効いたからだろう。
3-0でグヴォジク
巧いがパワーでロシア3人衆に明らかに劣る。
ベルデホ負け
https://www.youtube.com/watch?v=N9LiYwxUiag