ウェルターで行われたこの試合、やっぱ予想通りというか懸念どおりの結果となりました。
マイダナをはじめて見たのはアンドレアス・コテルニク戦、勝ちもありかな内容でしたがその頃に比べ試合を重ねるほどに遅く、バランス悪くなってる気がしました。それでもビクター・オルティスを逆転KOして王者となり、それなりの世界ランカーにはしっかり勝ち、アミル・カーン戦でも追い上げを見せたり、やっぱ強打だけでない独特の巧さがある選手なのかとおもってましたが、スピードがあり防御も堅いアレクサンダーには相性悪すぎだろうとおもいました。
同国のルーカス・マティセの方がもっと強打でもうちょいボクシングがまとまっている気がします。
全てのラウンドでポイント先行させたアレクサンダーはやはり完成度は一枚上でした。
が、アレクサンダー、ゴリラのファン・ウランゴ戦で惚れたのですが出すのは奇声ばかりでパンチは以降冴えません。KOする気配が消えてしまったようです。元々KO率が示す通りパンチは強くない。なんだか最近は強豪との試合が続いているせいか、攻めてるふりして実はバックステップしてる、ジャッジへの印象を与えるようなまやかしボクシングをしてるんじゃねぇ?的な印象も持ってしまいました。
スタイリッシュで所作も美しいアレクサンダー、もっと飛躍して欲しいですがこのまま判定お決まりな選手となってしまっては人気は得られないでしょう。
マイダナを倒せというのは酷ですが・・・
今回ウェルターでしたが
ブラッドリー>アレクサンダー>カーン
こんなイメージです。
そのブラッドリーがパッキャオ相手にどんな試合見せるのか興味深いです。
自分はパッキャオが好きですがブラッドリーが勝ってプロモーターアングリ、メイウェザーニッコリ
となるような気がします。
予想よ、はずれてくれぇ。
その前にメイウェザーがコットに負けてくれればいいんだけど。
コット、期待してるぜ。
マイダナはうーん、デマーカス・コリー化していくのだろうか?
人気者なんだけどあのスタイルでは厳しい。