WBSSは試合の他にプレ・ファイトドキュメンタリーがあるので、そっちも楽しんで事前に自ら盛り上がっています。10月27日、井上尚弥のいないスーパーライト級の2試合ですが、こっちの方が混戦模様、本命不在で楽しいかもしれません。そして、ブギーマンとなりそうな強烈な奴も含まれております。皆、強烈か。
https://boxvideo.sports-web.net/world-boxing-super-series/9519
要約は字幕のあるバランチェクのみですが、イーギットの英語はわかりやすいです。教科書的な事しかしゃべっていませんが。プログレイス→フラナガンと私の実力では英語の聞き取りが難解になっていきます。
イバン・バランチェク
12歳でボクシングを始めた。友人とボクシングジムに行ったんだ。
ボクシングが気に入って続けていこうと決めた。競争が大好きなんだ。
自分自身を証明するのが。結局、一緒に行った友人はやめてしまったけど、俺はボクシングを続けた。
特にマイク・タイソンが大好きだ。試合は全部観ているよ。
タイソンを崇拝し続けてきたんだ。ボクシングは俺の人生です。
ボクシング抜きの生活なんて考えられないよ。
常に一番になりたいんだ。他のどのボクサーよりも強く、速く。
競争なしには生きられない。自分がどんなボクサーか伝えるのは難しいけど、俺のスタイルはアグレッシブだよ。
最後までガンガンアタックを続ける。
そうやって勝ってきた。勝利に飢えているんだ。キューバのボクシングを学んでいるんだ。
世界中からリスペクトされているからね。
ペドロ・ディアスは世界最高峰のトレーナーだ。
彼から多くを学びたい。
そして学んだ事をリングで使いたいんだ。アンソニー・イーギットはいいファイターだ。
準備はできている。
この試合は実は延期されたものだ。
だから、その時も準備してて、これが2度目のチャンスなんだ。
彼の強みも弱みも知っている。
ずっと彼と戦うことを待っていたんだ。
10月27日、リングでイーギットを破壊する。これはチャンスだ。俺がトーナメントを制する。
全力で出し切る。
ペドロ・ディアス
ビーストというニックネームはバランチェクにピッタリだね。
彼はアグレッシブなファイターだからね。
リングでは彼はまさに野獣だ。
動物そのものさ、獲物を探しているんだ。
どんな犠牲を払ってでも獲物を倒しにいくんだ。
ビーストというニックネームは彼のためにあるようなものさ。イバンは決して根をあげない。
いつも何かを、もっと技術を、パンチを習得したいとおもっている。
この貪欲さがイバンをここまで押し上げてきたんだ。
私は多くのベストファイターと仕事をしてきたけど、イバンは驚くべき逸材だよ。
とてもつつましく誠実な人間で学ぶことに飢えている。
素晴らしいチームができたとおもうよ。
彼がやってきた時、皆に挨拶して、皆と話した。彼はいい子だ。完璧なボクサーだ。
プログレイスもフラナガンもウィニングのグローブをつけていますね。
映像だけ観ると、尺も一番長い?バランチェクに引き付けられてしまいます。キューバンスタイルを求めて、ボクシング以外何もないような寂しい土地で練習を重ねているようにみえます。
イーギットは何もかも近代的にみえます。
ウシクが優勝したように、スキルでトーナメントを制したい感じでしょうか。
プログレイスはプログレイスこそが王様のような環境にみえます。
練習で本気を出すのではなく、課題を埋めていくような作業に終始している印象。
彼は、カトリーナの被害で環境を変えてきた悲運のボクサーでもあるようです。
フラナガン、元王者でもこんなに貧そでローカルなジムなのね、昔からの信頼でやってきたようなチームです。練習ではキレがあり、フーカー戦も接戦だったので侮るわけにはいきません。
優勝候補はプログレイスとテイラー
個人的贔屓はキリル・レリとプログレイスでしたが
こういう映像を観てしまうと、バランチェクになびいてしまうなぁ。
彼の試合は面白い、全部KOを狙っていくビーストです。
上半身の筋肉もすごいなぁ。
もしかしたら、彼こそがもう一人のブギーマン、優勝候補かもしれません。
気絶するまで倒れない、諦めない、狂暴さと精神力を一番感じるのは彼です。
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