昨日は注目ファイトがたくさんあって全てをライブで見ることはできませんでした。
ソトVS佐々木
本来階級上の佐々木とやって階級アップのためのテスト的な意味合いがソトにはあったのでしょうか?試合に勝利はしましたが階級アップは厳しいかもという印象は残せたんじゃないでしょうかね、佐々木は。
モンティエルVSセルメニョ
サバイバルマッチとして当人たちの覚悟やすさまじかったんじゃないでしょうか。世界戦線復帰を狙う両者ですがドネア戦の汚名を挽回したいモンティエルとモンティエルに勝って一気にドネア等一流どころとのビッグマッチを画策したかったであろうセルメニョ、負けて失うもの大きなこの試合によくぞお互い対戦を受諾しましたね。日本人で無冠戦でここまでハイリスクな試合をするボクサーはいないですね。
アレクサンダーVSマティセ
これも無冠戦でよくぞ戦ったなぁという組み合わせ。豪華すぎます。勝敗はつきましたが力関係的に色々見れて興味深かった。
アレクサンダーはトップに返り咲くには決定力に欠ける。手数多いのにブラッドリーもマティセも効かせることはなかったです。コテルニク戦もこんな感じだったか。これは非力もあるかもしれませんがどこかに守りながら打つ、リスクを冒さず手を出してごまかす的なメンタルがあるのかもしれません。
そしてマティセは結果だけ見ると2連敗ですがその試合っぷりで人気、評価を下げることはなかった。ある意味この先一番応援したいボクサーかもしれません。マイダナ同様アルゼンチン人は負けても人気者ですね。
しかしパワーがあって頑丈な故、被弾上等で打ち合いすぎるのでいつまでたっても判定で勝てないなんてトラウマも・・・これもマイダナに似てる。
それぞれに思惑のある試合だったとおもいますが勝敗だけにこだわらず勇猛果敢にサバイバルする、これぞボクサーの鏡。
日本の件の一家と間逆ですね。