たぶん本日、今これを書いた後に行われるIBFスーパーライト級挑戦者決定戦ですが、この試合に注目している識者やファンは少ないだろう。正直に言えば近藤も地味だしコンソンという選手に至っては誰それ?だから。
しかしIBF現王者のイバン・バランチェクの下、1位、2位は空位で3位がWBSSで対戦予定のジョシュ・テイラー、4位に近藤、5位が岡田で6位がこのコンソンという選手なのだ。昨日勝った岩佐と同様にターゲットの王者は次が決まっているし、人気階級なので先がどうなるかはわからないがWBO認定であり立派な挑戦者決定戦だ。
そして、誰にも賛同は得られないとおもうが、近藤明広VSセルゲイ・リピネッツは個人的には近藤の勝ちか引き分け。素晴らしいファイトと可能性を感じた試合だった。
SHOWTIME解説者のスティーブ・ファーフード氏は114-114の引分けと採点
[st-card id=10901 ] [st-card id=10942 ] [st-card id=10951 ]試合内容はこちらの記事に譲るが、近藤というボクサーは強い。あと少し、プレスなのかディフェンスなのか、ラッシュなのか、時々クォーティーの面影すら感じたほど体幹がぶれずコンパクトな強打でリピネッツをたじろがせていました。
いえ、気のせいです。勘違いでも構わない。
https://www.youtube.com/watch?v=XHnQVf8fE54
試合映像は探せませんでしたが、海外識者も近藤寄りです。
That guy Kondo was fighting tough. I will be following him now. He didn't get blown out.
Draw
近藤がどんなパンチもらっても顔に出さないと根性決めてたのに、リピはヒーヒー顔でセコンドの焦りもアリアリ。後退させるようなクリティカルヒットも近藤のほうが多かったのでは?
八さんのこの言葉に救われた想いです。
近藤が元々こんなに強いというよりはキャリアを経て進化しているのだと信じている。あと少しのフィジカルパワーと怖さを備えれば、打破できます。しかし相手はもはやリピネッツではなくもっと狂暴そうなバランチェクや万能派のテイラーとなりそうですが・・・。
そしてアピヌン・コンソン・・・
誰やねんなタイのスーパーライト級です。14勝11KOと全勝でKO率も高いですがタイやねんからわかりません。
母国ではダオヌア・ルアワイキングというリングネームで戦っている無敗の22歳。昨年2月、IBF環太平洋Sライト級王座決定戦で、日本7位・丸岡裕太に初回KO勝ち
だそうだから弱くはなさそうだが、それ以外は雑魚ばかりです。
ムエタイで100戦以上のアマチュアキャリア
https://www.youtube.com/watch?v=SsRshok_wcM
https://www.youtube.com/watch?v=qlU0Rcc-taY
https://www.youtube.com/watch?v=S3IyQTKTm4I&t=545s
アピヌン・コンソンでは検索できません。トレーナーが英国人だかでこんな名前なのかな。
ひげが国籍や年齢をさらにわからなくさせています。
印象はムエタイの選手だな。前手でパワーがあってやりにくそうだが、前後に動くだけで奥の深さはなさそうだ。
近藤とはKO決着になるのではないかな。
せかっくリピネッツに肉薄し、ランクも落ちずにKO連発で再起している近藤だから、強さがホンモノであることを魅せて欲しい。