WBSSスーパーライト級準決勝、井上尚弥VSエマニュエル・ロドリゲスはダブルメインのセミ扱いなのでめちゃ朝が早そうで憂鬱だ。WOWOWは朝4時半開始というが6時や7時まで試合がないなんてことも経験済み。ジョシュ・テイラーVSイバン・バランチェクはバランチェクだったらビクトル・ポストルにどうやって勝てるかなを想像すると少しイメージが沸く気がしている。先に行われたレジス・プログレイスがエグかったので、優勝候補は決まったが、この階級はまだまだいるんだ。
先日、マイキー・ガルシアがはっきりとライト級には戻らない(戻れない)あくまで5階級制覇、ウェルター級がいいんだけど、いい相手がいなければスーパーライト級、WBSSの優勝者がいいけどスケジュールがね、その前に再起したいと選べる立場の上から目線で語っておりましたが、スーパーライト級でのリピネッツ戦も体力的にはギリギリでしたやん・・・
多くのプロスペクトがひしめくスーパーライト級において、米国のトッププロモート下の選手ならいずれチャンスがありそうだが、その他から気になる選手をピックアップ。彼らにチャンスは訪れるのだろうか?
ゲイリー・アントワン・ラッセル Gary Antuanne Russell
8勝8KO
兄貴と同じPBCだから大手なんだが、路線は兄貴同様だ。試合が少ないし相手も雑魚ばかり。速い強いが相手がね・・・この男が実質五輪金だったとおもっているほどなので、もっとプッシュして欲しい。試合は最小限で独自路線はラッセル家の家訓なのだろうか。
バティザン・ジュケンバイエフ Batyrzhan Jukembayev
15勝12KO
カザフスタン発カナダ行きは誰か先輩いただろうか?
キリル・レリが負けた今、大手プロモートではないロシア圏の切り札が彼だが、あともう一段相手レベルを上げる必要があるのかもしれない。パワーとスキルのバランスの素晴らしいサウスポーだが、これでも小粒、埋もれちゃうんだろうか?
マルセリーノ・ロペス Marcelino Nicolas Lopez
34勝19KO2敗1分
こんなにキャリアがあってもう33歳で、リナレスを倒したカノをこんなにあっさり倒してるんだから世界挑戦のチャンスくらいくれよ。ランクがなかなか上がらないが、ルーカス・マティセの置き土産のようなエキサイティングなスラッガー。もう古いスタイルだろうか?
バティール・アクメドフ Batyr Akhmedov
6勝5KO
ロシアなんだかウズベキスタンなんだかトルコなんだかわからんが、五輪代表のトップアマにして6戦のキャリアじゃありえぬハイレベルな相手で出世を急ぐ。有名なヴァディム・クルニコフの管理選手なのでチャンスは掴めそうか。ロマチェンコに影響受けまくりなサイドワーカー。クルニコフはロシア圏のトップアマをたくさん管理しており、みな10戦程度で世界挑戦させたいと言っている。
https://www.youtube.com/watch?v=JucaOhQPfdM
その他にも、カザフやウズベクから怪物的なアマチュアが色んなところからデビューしてましたが、今は追い切れてません。(五輪金メダリストを破った若手とか・・・)
スーパーライト級は特に、現王者、WBSS優勝者、マイキー、誰を入れても最強がわかりませぬ。
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