カネロが5月のシンコ・デ・マヨ(メキシコのおもにプエブラ州の祝日)にクロフォードとの対戦意思を示したそうです。
個人的にはこの両者の試合は実現すると以前からおもっています。
カネロ側の理由
メキシコ、ボクシングのアイコンとしてシンコ・デ・マヨの試合は欠かせない。
ベナビデスやモレルはキツい
リベンジしたいビボルはベテルビエフという大敵に向かっている
クリスチャン・ムビリ等のランカー相手にしている場合ではない、ファイトマネーも安い
手ごろな相手がいない、2階級下だがクロフォードだけがビッグネーム
クロフォードのSウェルターの初戦は冴えなかった(マドリモフ戦)
超大金メガマッチになる
カネロ
「リヤドシーズンに参加するよ。なぜしないんだ?誤解しないでほしいが、クロフォードは素晴らしいファイターだ。だが、私にとって、私の階級では簡単な試合だ。簡単に金が稼げるんだ。もし金が正しければ、僕は参加するよ。なぜなら僕はクロフォードのような選手と戦うのは好きじゃないから。彼は動き回るし、試合もそれほど素晴らしいものではない。彼の前回の試合を見たけど、今はあまり動いていない。だから、もし金が正しければ、僕は今すぐ参加するよ。階級があるのには理由があるんだ。」
クロフォード側の理由
実績に見合う報酬が欲しい
カネロへの挑戦しかもう夢がない、時間もない。
ジャロン・エニスは未だにSウェルターに上がって来ないし新旧交代みたいな構図になる。実績が違う。
Sウェルターには強豪がいるが、ムルタザリエフやフンドラと自分では格が違う。
という感じで双方にとって、都合のいい相手、相思相愛、他に相応しい相手がいないのだ。
それはもちろん、報酬と勝機という意味で。
そして今を逃すともうタイムオーバーとなる。
なので、この両者の試合は実現するだろう。
リヤド・シーズンの目玉、ゴールでもある。
しかし、内容はといえば、クロフォードがカネロをノックアウトすることはないだろう。
フィジカルパワーが違いすぎる。
カネロがクロフォードを捕まえることが出来るか、逃げ切りを許すか、ゴリゴリ押して削っても当たらず判定勝ちか判定負けか・・・
両者KO率は高いが判定決着になるだろう。
だから大注目の試合といえど、熱いファイトにはなりにくいとおもわれる
が果たして・・・