ドネア戦を棒に振り、カシメロに凹られた時、南アフリカからまたやり直すのは相当キツイだろうなと悲観してましたが、相手レベルは置いといて、試合内容で復活の狼煙をあげてきました。
カシメロからの復帰戦は差がありすぎて圧勝、今回はコンランやヤファイに判定負けの記録がある中堅どころでしたが、鮮やかに斬って落としました。
この男の特徴はナルバエスの回顧録で上手く表現されている。
[st-card-ex url="https://forgotten-legend.com/argentina/93144" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]ナルバエス
「リーチが長くて近寄れない。彼はとても背が高く、腕も長かった。彼が少し動くだけで届かなくなるくらいでした。ボディも遠かった。」
テテは元2階級の王者で、身長175センチ、リーチ183センチはSバンタムでも大柄で、懐深くやりにくく、現王者のフルトンやアフマダリエフよりもパンチは鋭利だ。
井上と4冠を争うであろうWBO王者のポール・バトラーもKOしており、バトラーよりはかなり強いし怖いボクサーだ。
しかし、距離を克服されるといかにも頼りない。打たれ脆さを自覚してか慎重、あるいは極度にビビリな面を見せる。
一撃でKOしたり、眠たい判定勝利はありえるかもしれないが、攻守堅牢なフルトンや重厚で圧力のあるアフマダリエフには総合力で敵わないだろう。
自力で1位になるくらいでない限り、世界戦のチャンスはなかなかやってこないとおもうが、長身強打で危険だが、極度に脆いというテテ34歳が最後に輝く、暴れるとしたら、我らが井上尚弥も進出する、Sバンタム級が最後だろう。
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