ここ数週間の世界ボクシングの話題はアンディ・ルイスとこのフューリーばかり。それだけ世間の関心が高い選手なのだろうが、ジョシュアが後退しワイルダーとのヘビー級2強体制は守れるか。シュワルツは格は落ちるがドイツの無敗ヘビー級、アンディ・ルイスみたいなアップセットを起こせるか
タイソン・フューリーを支持する声はわかるが、ヘビー級ならではの豪快なKOやパワーを魅せて欲しい。練習でも試合でも上手い巨体という感じでハードパンチの印象が薄い。巨人の国ドイツには何人かの有望なヘビー級がいるが、それが世界レベルでどうなのかが試される。
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1R
お互いステップを刻んで伸び伸び戦っている。
シュワルツが追いかけフューリーが下がりながらサークル
フューリーの方がボディワーク、ジャブがよく
シュワルツはやや届かないが、まだ軽いパンチの交換のみ
フューリー10-9
2R
フューリーがサウスポーになる。
基本的には下がりながら軽打を当てるのみだが
その軽打でも相手を効かせることができるのか
シュワルツの攻撃をヘッドムーブでスイスイかわした後に
軽く伸ばすジャブのようなパンチを真っすぐ伸ばすとそれがシュワルツにクリーンヒットしダウン
そこからラッシュでシュワルツが貝になったところをレフリーがストップ
巨体なのにスピードと柔らかさ、スキルがあるフューリー
パンチは軽いが巨体に宿るパワーがあるのだろう。
手打ちでも効かせてしまう。
ジョシュアとは真逆のスタイル。
踏み込みとかなく手打ちなので、自身のパンチが当たる距離もわりと近く
これがワイルダーのような長距離大砲をやや苦手としているところ。
基本的にはこの脱力スタイルで行くのだろう。
前座
スリバン・バレラVSジェシー・ハート
ウォードとビボルに負け、王者に届かないバレラとヒルベルト・ラミレスにほぼ互角だが2敗しているだけのハート。ライトヘビーとスーパーミドルの差はみせれるのだろうか?下から上げてきたジェシー・ハートの方が背が高く、ハートの荒っぽい打ち下ろしやアッパーにバレラがタジタジになってしまう。初回は背後から反則のアッパーを食い(レフリーが分けるのが遅い)2回は打ち下ろしからの押し倒しで倒れてしまう。(ダウン裁定はなし)もう開き直った打ち合いしかバレラにはなさそうだ。
その後バレラが必死に食らいついてファイトしていくが、ハートの打ち下ろしが効果的。打ち下ろしとアッパー上から下から大変だ。かなり食ってるバレラだが必死に耐えて、ハートにパンチを当てフラつかせチャンスを掴む。
その後は基本的にハートは逃げ、たまに攻撃、まとめ打ち、追いかけるバレラを捌いていく。不運なダウンもカウントされ、バレラは相当厳しい状況。ハートに要所を抑えられ、後は逃げられた格好。