日本では井上尚弥周辺のSバンタム級のニュースがせわしく、やれルイス・ネリだ、カシメロだ、亀3だ、アリームも威勢がいいぞ、とかを散見しますが、マニアな私からしたら、2人の無敗王者、フルトンとアフマダリエフだけが目先のライバルであり全てだ。アリームはちょっと気になる・・・
恐らく5月のフルトン戦も未定なので、その先のアフマダリエフには今は触れないようにしていたが、こんな記事をみかけたら書かずにはいられない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0673ddea7e9db30a25cfea44273fc4718ead0291
アフマダリエフに関しては5年前から記事にしていた。
挑発し威嚇し強がることでチャンスを得る者もいるが、アフマダリエフの発言は紳士です。そして資格も十分です。ロニー・リオス戦は12回に計算ずくでKO勝利したが、
「利き手の左を7か所骨折し、回復に約半年を要したという」
なんとまぁ、7か所
それでいて最終回は左も打っていたよなぁ。
生き様も人間性も実績も素晴らしい王者で立派です。
統一王者との2試合
これだけで2023年の井上尚弥は十分です。
しかしその前に・・・
もし井上が負ける、苦戦するとしたらこんな相手っぽい
ディフェンスマスターで僅差を確実にものにする
スティーブン・フルトン
が控えており、
ムロジョンには
マーロン・タパレス
が控えております。
順当なら井上、ムロジョンが勝ち残ると考えていますが、最近のタパレスの好調さと強打は侮れないものがあります。こういうフィリピンの才能が心を入れ替えて本気でトレーニングすると大化けすることがあります。KO率以上の破壊力です。
その日を待って楽しみとしよう。