12月15日に予定されているそうです。
グッドマンは、オーストラリアのライーセ・アリーム戦ではじめて認識した選手です。
当然アリームが勝つと予想していましたが、グッドマンを復習してみるといい選手だったので、「グッドマンが結果を出しても驚きません。」
と書いていた。
僅差ではあるが、アリームを下し王座戦に台頭してきました。
16勝7KO 25歳
日本でプチブレイク中のTJドヘニーからダウンを奪い明確に下しているのがポイントでしょうか。
特徴はごくオーソドックスでトリッキーなところはないが、リングカットが上手く、常に前に出て相手を逃がさない
自分の一番やりやすい距離をキープして的確なパンチと精度で上回る
ジェイソン・モロニーと同じか上位互換のような教科書的なスタイルです。
それでドヘニーやアリームを上回るのだから大したもんだ。
身長169センチとあるが、誰よりもやや大きく見えるのも上位互換ぽさか。
対するZhong Liu(対中)は情報が少ないが中国の全勝選手で32歳
19勝7KO 32歳
前戦がデビュー戦の相手だったり、知らない対戦相手ばかりだが
Noldi Manakane
Ruben Manakane
など日本でも戦った選手に対する勝利なども含まれます。
映像で観る限りはまともな選手です。
グッドマンにしてみれば骨のあるサウスポーとの調整試合なのだろうが
仮想タパレス、ネリ、アフマダリエフ
みたいなイメージなのだろうか。
グッドマンのターゲットは右の井上尚弥だとおもいますけれど。
井上尚弥との対戦よりも、井上が統一、階級を去った後を見据えての試合なのかもしれません。
まだ25歳だもんな。
グッドマンは過去日本人との対戦もあります。
VS富施郁哉
https://boxrec.com/en/box-pro/782947
いずれにしても、10月に試合をしたばかりのグッドマンが2カ月のインターバルで必要ないとおもわれる試合に出るのは興味深いです。
色々な意見がありますが、今のところ一番まともな挑戦者の位置にいるサム・グッドマンの試合内容は要チェックです。
そして謎の中国人
格闘センスはそうとう高そうなのでどこまでやれるかも楽しみです。
バンタム時代もそうでしたが、井上が去った後のベルトの回収劇があり、結局エマニュエル・ロドリゲスが一番強そうです。ジェイソン・モロニーもなんとか悲願の王者となりました。ドネアは井上戦で壊れてしまったか、精細を欠きましたが結局WBSSのメンツがベルトを獲得するのは層の薄さかWBSSが崇高だったのか、他の階級ではWBSSのメンツはあまり残っていませんから。
ムロジョン・アフマダリエフも出直ししてきます。
ネリは井上VSタパレスの勝者と戦うそうですが、ネリだけに微妙です。
アリームもあの惜敗だけで終わりではないでしょう。グッドマンにリベンジする力はありそうです。
ちょっとだらしないカシメロはどうすればいいのだろう?
井上を除いたSバンタムの覇権は誰が握るのでしょうね。
サム・グッドマン略歴
才能あるアマチュアで、国内で圧倒的な成績を収め、4つの国内タイトルを獲得し、国際的に貴重な経験を積み、2017年にドイツのハンブルクで開催された世界選手権へ出場。2020年のオリンピックにオーストラリア代表に選ばれずプロ転向
アメリカでジェシー・ロドリゲスやアサド・ホバニシャンらとスパーリングをした。ジェイソン・モロニーも同胞のパートナーだ。
ジェイソン・モロニー
「サムは素晴らしい才能があると思います。過去に少しスパーリングをしたことがあるが、いつも素晴らしい仕事だ。私はサムを常に高く評価しており、彼には大きな将来があると感じました。彼は非常に賢くて熟練したボクサーで、優れたスピードと優れた距離コントロールを備えています。サムには最後まで勝ち進んで世界チャンピオンになる可能性があると思います。Sバンタム級のトップでは、彼にとって素晴らしい戦いがいくつかある。彼や他の多くの人にとって残念なことに、井上尚弥という男がその部門に入ったばかりだ。私は今でもサムは大きな成功を収めると信じている。」
選手としてはロマチェンコやウシクを尊敬しているそうです。
井上は野獣だ。対戦の準備は出来ているが、私にはまだやるべき事がある。井上VSタパレスの勝者に挑戦できるなら大歓迎だよ。ジェフ・ホーンはパッキャオを下したしカンボソスはテオフィモに勝った。我々オーストラリア人は弱者だが、番狂わせをやり遂げるのが得意なんだ。