内山戦のコマーシャルの間隙にチョイチョイ見ただけだったのでちゃんと観戦。
パワーはグスマンでヒヤヒヤだけど、ちゃんと組み立て、打ち返し、ダウンも奪い堂々の勝利という先入観でしたが・・・
ダイジェストのみの感想ですが。
https://youtu.be/59SnbOEKPak
初回
グスマンが随所にラッシュをみせるが小國の距離感とボディストレートがいい。
小國 10-9
3回
グスマンの強引な攻めにポイントが流れる展開だが、小國のボディがジャストミートしグスマンダウン。
ボディだけが効いた状態でまだ体力はあるので?
小國は仕掛けにいかない。内藤さんヤキモキ・・・
グスマン抵抗するもダウン差で
小國 10-8
6回
パワーとスピードに頼ってグスマンが威圧していくが、この日の小國はとにかく丁寧にガードしよく動いて守るだけじゃなく打ち返していく。
対策やコンディションが最高だ。
いいタイミングで当ててるのは小国だが、勢いでグスマン
グスマン 10-9
11回
レフリーのミス。完璧なボディで効き方も半端ないがミスジャッジでグスマンを休ませた。
それ以外でも小國の右ストレート顔面もヒットしており、自分のルールで
小國 10-8
最終回
グスマンが倒しにいけないってことはボディが効いてもう限界なのだろう。
顔面もかなり食ったようだし。小國も効いてはいたが前に出て上下ヒットでも上
小國 10-9
解説の2人の感じだとギリギリ、特に飯田さんは中立的な感じだ。小國のいいところをチョイスした映像だろうが、先入観どおり。
いや、この日の小國、キレもパワーもなかなかあった。
コンビネーションの繋ぎだけは遅いかなと感じたが。
11回のダウンの後、12ラウンドとラッシュ力というか爆発力があればグスマンをKOできていたかもしれない。
それは今後期待しよう。
速さもパワーも威嚇もグスマンが上で、能力の高さは間違いないが、しっかり研究して対策しジャブとボディ、右ストレートを効果的に返していた小國の前に、強襲で勝ってきたグスマンが効いちゃって前に出れなくなったんだろう。
グスマンはミラクルな技術というより、能力自慢でガーッと凄みをきかせて攻めてくるだけなので、それに臆さずしっかりやり返すことで強襲で勝ってきたグスマンをはね返すことができた。
怪物的素質を持つグスマンだが、やや効きやすいしそれがバレやすい。
とにかくこの日の小國は丁寧に戦っておりパンチもシャープで切れていた。
格上の相手にはボディというのも証明してみせた。
この日のために雇ったというキューバのサリナスのアドバイス
「グスマンは反則すれすれの荒っぽいことも仕掛けてくるから最後まで気を抜かず注意しろ」
みたいなアドバイスは的確だったとおもう。
それでもほぼ3ラウンドのダウンくらいのポイント差だったみたいですが、小國の支配した試合で間違いない。
どこか、李がプーンサワットに勝った時のような出来すぎな印象もあるが、これだけ背が高く、距離感に優れ、パンチもキレ、丁寧かつしっかりパンチを上下に返すことが出来れば、岩佐にとっても容易に近づけぬだろう。
どっちが勝つか全くわからない。