以前紹介した記事で才能はあるがクセがすごそうだなと感じたテディ・アトラスさんの記事です。意味が伝わればいいやなテキトウ訳ですが、感想はムムム・・・です。
ボクシング好きは皆、ウェルター級こそ最高に面白いと言うが、テディ・アトラスはトレーナー兼アナリストという立場から、ライトヘビー級こそもっとも熱い階級だと主張する。
テディ・アトラス
「オレクサンドル・グヴォジク、ドミトリー・ビボル、アーサー・ベテルビエフ、セルゲイ・コバレフ、そしてマーカス・ブラウンのような才能もいる。凄いよね!ウェルター級よりライトヘビー級の方が熱いかもしれない。ボクシングが健全だった80年代を思い出すようだ。あの頃の定番は何だった?いいファイター、誰もが知るファイターがいたということさ。今のようなペイパービューや課金制のネットワークではなく誰もが無料でテレビでボクシングが観れた。何かの制約でボクシングが観れないなんてことはなかった。」アトラスは70、80年代のボクシングの想い出に耽る。
アトラスはオレクサンダー・グヴォジクの専属トレーナーだ。セルゲイ・コバレフを管理しているエギス・クリマスの管理選手なので統一戦は容易いと考える向きもある。
アトラスはライトヘビー級を、ウェルター級をどのように考えているのだろうか?
テディ・アトラス
「マイキーがエロール・スペンスに挑んだ試合は間違いさ。スペンスに勝って伝説になりたかったのだろうがダメだ。スペンスの強さばかり強調されただけだ。スペンスとクロフォードの試合には興味がある。両者ともに素晴らしい才能と異なったスタイルを持っている。両者ともにパワーがあり、クロフォードはパッキャオのようにウェルター級に適応してきた。両者共に無敗の自信に満ち溢れた特別なファイターだ。少しの差といえばスペンスの方がフィジカル、サイズが大きいことだが、マイキーと違ってクロフォードはスペンスに匹敵するものを持っている。」ではどちらが有利だろうか?
アトラス
「スペンスが少し有利だろう。クロフォードはアウトボクシングが巧いからスペンスはプレッシャーをかけていく必要がある。サイズやフィジカルアドバンテージがあるスペンスの方がアゴが強い(打たれ強い)だろうからそこが勝負の分かれ目かもね。クロフォードのアゴは恒星(未知数)だから。」先に行われるクロフォードVSカーンについては
アトラス
「カーンはイギリスではスターなんだろうが、そこにはMLBもNBAもNFLもないからね。カーンは単純で幼稚でパワーもない。そこらへんによくいるボクサーだよ。クロフォードがノックアウトで勝つよ。カーンを見ているとデラホーヤを思い出すんだ。デラホーヤを一流とはおもわない。フェリックス・トリニダード戦やその他多くの試合が勝利に値しなかった。カーンはビッグファイトでミステイクを犯してばかりだしね。」テディ・アトラスのマシンガントークは聞くに値する。彼のトークや分析は魅力的で痛快だ。ジグかとおもえばザグである。分析する時はファイターをあまりこき下ろさない。共同ホストのケン・リドーが暴走するのを好まないがテディも暴走する。しかし偏ってはいない。
彼の声は必見だ。
日本人が聞くジョー小泉氏や浜田剛の掛け合いのように、恐らくアメリカだからもっと痛烈痛快なのだろうが、文章だけではわかりませんでした。テディ・アトラスという人はその生き様がすごいです。
[st-card-ex url="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]決して温厚な善人ではなさそうだ。
しかしその経験、生き様が故、話は面白く、指導は超一流なんだろう。
カス・ダマトが”ヤングマスター”と認めていたくらいだから。
その痛快トークを堪能できるほど英語に通じたいけれど、言ってることは俺たちマニアと同じやん、視点も何もかも・・・
カーン頑張りや