なるべく書くことを自分へのテーマにしていて今日ものんきに山中のいるバンタムあたりを取り上げようとおもっていましたが、ムムム・・・こいつは強いだろとおもっている、既に王者のラウシー・ウォーレンとか以外、特に有望な選手がいないようにおもわれる。
そんなはずはないので、取り上げてみようとおもうが今日は閑話休題、年末にかけ続々と決まりつつある日本人の試合などを妄想
ジョナタン・バルロスVS細野悟
今日、もうすぐですね。
王者、リー・セルビーも視察にきているとか
これはある意味細野にとり進退がかかった大事な試合ともいえる。
細野自身は好調らしく、言い訳のできぬコンディションのよう。
バルロスも細野は研究済みらしくプレスとパワーがすごいからアウトボクシングで技術よりで戦うそうだ。
うーん、バルロスの方がキャリアも技術もちょっと上な気がするが、細野の場合どうしたって、重厚なアタックとボディを中心にした強打でアピールしないと世界を勝ち抜けないとおもうので、相手の思惑通りだとしても、セルビーがみていてもそれを貫いて欲しい。
中途半端に空回りして惜しい判定とかが一番悔しいから。
もし、ブルファイトがダメだったら、その時は本人とセコンドの手腕にかかってくる。
ボディだ。
世界王者にしか負けていない両者、わかりやすすぎる。
細野は骨太なキャリアだなとおもうが、バルロスも同じかそれ以上です。勝てなかった王者の顔ぶれは。
尾川堅一VS内藤律樹
マニア筋では内藤だろうが勢いは尾川か。
この試合が実現した両陣営に拍手だ。
ご存じのように自分は内藤の後援会だから当然応援するが、後楽園ホールは嫌なんだよなぁ。
帝拳、尾川の母校明治大学に囲まれ、超アウェーな雰囲気。応援に来るだろう帝拳勢、セコンドの田中センダイさんとかも目立つしなぁ。
両者の勝敗というより、ロマチェンコまでいるこの階級で上を目指すなら
尾川はKOパンチャーなので倒すしかないし
内藤はアンタッチャブルなスタイルが活路なのだからクリーンヒットをもらわない。
それを貫徹できたものが勝つ。
三浦隆司VSオルランド・サリド
これは暫定王座戦とのことでもう決定のようだ。
WBCにも暫定があるのね。
敗戦多い雑草選手サリドだが、大物感、ビッグネーム度では過去一番級に超ド級。
ルール違反だがロマチェンコに唯一の黒星献上したのが勲章になっている。
それほどだというのにターサクにコロコロ倒され負けそうになったり、ロッキー・マルチネスには分が悪かったり・・・
よくわからないボクサーだが、バルガス戦の不倒タフネスぶりが彼の本領だろう。
パンチは当たるし逃げないど根性の打ち合いの選手なので、三浦は相性がいいとアドレナリンが出まくっていることだろう。
しかし、冷静に考えてみよう。
サリドが負けたのは
ガンボアからダウン奪うも完全にスピード負け
マイキーに激しく抵抗するも、ポイント負けで負傷判定
やっぱり、スピードとセンスに勝る相手には勝てないのだ。
それをど根性の打ち合いで乗り越えようとするとそうとう分厚い洗礼を受けるだろう。
それでも三浦が打ち合いしかできないのなら、とにかくボディだ。
当日増量、頑丈になっているだろうサリドが苦しいのもボディのはずだ。
顔面でもコロコロダウンはするが、ゾンビだからね。
ジョナタン・グスマンVS小國以載
小國陣営がたぐりよせた事がまず小さな驚き。
角海老は久々の世界戦かな。
負けた和氣がボコボコにされたのを観ての挑戦だから、当然戦略があるのだろう。
でも日本勢をよく知らない自分としては、アウトもインもパワーも中途半端で、グスマンのフィジカルに粉砕されるとしかおもえないけど。
どんな戦い方で臨むのかが注目。
ロープ際で無策にボコボコにされる姿だけはみたくない。
内山高志VSジェスリル・コラレス
これは決定の報はないが、そういうことだろと決めつけて書かせていただく。
錆びつくほどなまってはいないとおもうが今からメンタルとフィジカルの調整、頑張って欲しい。
三浦の方が夢も金もでかくとも・・・
コラレスのコンディションと真の実力次第だが、調整と反省がうまくいけば内山がリベンジしてくれるとおもう。
破壊的パワーを持ちつつ慎重、冷静な試合運びが内山の特徴だったが、アルゼンチンのペレス戦以降、序盤から仕掛けて圧倒KOするようになったとおもう。
長谷川のバンタム後期のように。
相手を見極める、動きが落ちるまでは大事に戦って欲しい。
コラレスはスタミナもなくしボディで消耗もするとおもうが、鋭い踏み込みと勇気と自信を持っているだろうから。
中盤から後半までいけば問題ないと信じている。