WBSSの険しい道を経て4冠を統一したウシクのベルトを易々と横取りして欲しくはないのでウシク応援だが、ベリューは強いんだろうか?会場はカーンやブルック、ハメドもいて満員です。
ここでディアマンテさんがリングアナをやってます。
メインはマイケル・バッファやっぱり威厳と迫力がある。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
ウシク | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 67 |
ベリュー | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 66 |
ウシクの技術と機動力と手数、ベリューの一発、ウシクにスティーブンソンのようなパワーがあればKOも。最近判定ばかりなのでKOが観たいなぁ。
1R
やっぱり両者十分にデカく体格差はない。
共に様子見でほとんど手をださない初回
当たってはないがベリューがジャブやボディなど多めに手を出した。
ウシクはフットワークで様子見。
ベリュー10-9
2R
距離が遠くウシクはベリューの周りをサークリング。
ベリューはもっと来いよとアクション。
来ないウシクに時折打ち込みに行く
ベリュー10-9
3R
基本的には下がりながらウシクが出てくるところに右を合わせるベリュー。
ベリューが右を出しただけで大歓声。
ベリューの方がリーチが長く右が強いのか
ウシクはまだ慎重で、そろそろ行かないとペースを掴めないのでは?
両者ノーダメージで、噛み合ってないといえるが
ベリュー10-9
4R
ウシクがプレッシャーをかけて前にではじめる。
ウシクの左がクリーンヒットするもベリューの右カウンターも当たる。
意外とベリューの技術が拮抗しているが
徐々にウシクの細かな技術が有効になってきたか
ウシク10-9
5R
ベリューは自分から仕掛けないでウシクの攻撃待ちなのでやや省エネ。
そんなベリューにやや仕掛けにくいウシク
それでも少しづつウシクの運動量、手数がベリューを上回ってきた。
ウシク10-9
6R
激しい打ち合いではないので
一発当てて仕留めた者勝ちになりそうな展開。
両者にダメージの全くない鬼ごっこ的展開。
つまり退屈な試合。
会場はベリューのフルマークだが10-10もつけている。
ベリューの右が効いてウシクが攻めていけないが
それでも攻めの姿勢を貫いている
ウシク10-9
7R
ここまで来たらウシクの苦戦といえるだろう。
ベリューは自慢の右と左フックをカウンターしてやろうというだけで
攻めていかない。ウシクが来るのを待っている。
そんなベリューを持て余し、崩しきれないウシク。
両者ともリスクをとらない。
ベリューをロープに詰めて攻めているのはウシク
ベリューは常にカウンターでの逆襲を狙うだけ。
このままだと判定でベリューになりかねないぞ。
ウシク10-9
8R
ウシクがロープに詰めてベリューにリスク回避で攻め込んでいくシーンが増える。
ベリューは右でやり返すだけだが、ウシクの運動量にやや疲弊、大味化してきた。
スタミナも反応も落ちてきた中、ウシクの左ストレート(ややフック)をもろに食い
一撃大の字KO負け
かなり、ベリューの狡猾な、勝ちに徹した戦術だったが
ウシクのプレッシャーを捌ききれず、先にへばったのもベリューだった。
ウシクは時間をかけて、理詰めにやりにくいベリューを攻略していった。
ベリューは倒すパンチを持っているが、打たれ弱い。
退屈な試合だったが、決定打だけは歴史に残る強烈な一撃だった。
何度も何度も使われるダウンシーンだろう。
やっぱりウシクは相手をよくみているな。
ポイントはヤバかったが、ノーダメージの圧勝といえるだろう。
普通の選手は後半に疲労とダメージで落ちていくが
ウシクは分析を終え、どんどん運動量と的確性が増していく。
そこが違いといえば、接戦といえど、大きな差だろう。
パンチがあるのかないのか本当によくわかんない選手だ。
前座
アンソニー・クロラVSダウト・ヨウダン
ヨウダンの方が頑丈で力強い感じではある。
クロラの方がコツコツと手数と的確性は勝る。
早くもヨウダンはこの地ではダウンやKOでないと勝てなそうだ。
この地でなければプレスとパワーでヨウダンの勝ちになりそうだが、クロラの手数が優遇される気がする。
なんだか淡々と判定になりそうな、ずっと同じ展開・・・
スピードやリズム、テンポに変化がなく、同じだからだろう。
引き分け、パワーパンチでヨウダンかという内容だが、この地だとクロラの勝ちか。
いずれにしても世界を獲るほどではない。
116-112×3
クロラ
やっぱり地元判定気味。ヨウダン気の毒。
接戦だと地元選手、ウシクもこれが怖い。是非KOで。