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丸太ん棒/ジョン・リエル・カシメロVSルイス・ネリー

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足掛け5階級目のスーパーバンタム級で未だパワフルな怪物君としてやっているのが面白い。

WBOバンタム級王者ジョン・リエル・カシメロは、もう一人の危険なスラッガー、元WBCバンタム級王者ルイス・ネリー(メキシコ)との対戦を求めている。

カシメロはまず9月26日にコネチカット州で無敗のデューク・マイカ(24勝19KO)との防衛戦を行う。この試合はショータイム・ペイパー・ビューのアンダーカードの一部で、チャーロ兄弟のそれぞれの防衛戦がメインを務める。

ネリーはこのカードでアーロン・アラメダとWBCスーパー・バンタム級王座を賭けて戦う。

カシメロ(29勝4敗、20KO)は当初、4月にラスベガスで井上尚弥(日本)と対戦する予定だったが、コロナウイルスの影響で実現に至らなかった。

カシメロとネリーは過去にソーシャルメディアで激論を交わしている。

ネリー
「誰もお前から逃げない、お前は何でもない。誰をも怖がらせない、ただの丸太だ」

タフなフィリピン人は、いくつかのトップネームが彼を避けていると考えている。30勝24KOのネリーもその一人だ。

まずはネリーが同日にWBCスーパーバンタム級王座を獲得し、カシメロが全勝のミカー相手に防衛することが条件だ。

カシメロ
「俺たちはトレーニング中によく顔を合わせていて、インスタグラムでヒートアップしていた。ネリーの言葉を返せば、あいつは俺が簡単に切り倒せる丸太ん棒だ。井上もネリーもまるでニワトリのように俺を怖がり逃げ回っている。俺は彼らにそう伝えている。ネリーが勝てば良い機会になる。俺が122ポンド級に移ってネリーが次のターゲットになるだろう。その階級の全ベルトを奪うつもりだ。」

井上VSマロニーが決定との事だが、まだ具体的な記事はない。
マロニーの「やってやるぜ」という言葉が見当たらない。

皮肉にも日本のマニアにとり、11月といわれる井上の試合よりも9月26日が気になる、楽しみな日付となっている。でもこれは以前もあった。エマニュエル・ロドリゲスVSルイス・ネリー。楽しみだったが実現しなかった。裏切った奴(ネリー)がいた。

ジョン・リエル・カシメロVSデューク・マイカ

マイカの方が戦績がよく24勝19KO、五輪代表などエリートだが、雑草の怪物君カシメロが呑み込んでしまうと予想する。しかし負ける時は不甲斐ないカシメロ、安定感はない。マイカの実力を査定した上でのことだとおもうが予断は許さない。

ルイス・ネリーVSアーロン・アラメダ

アラメダも全勝プロスペクトでアマチュアエリートだったっぽいが、ネリーのための決定戦といえる。得体のしれないパワーが違う。しかし体格よくずっとスーパーバンタム級でやってきたのはアラメダの方なのだ。全力でアラメダを応援しよう。

両者は井上の身近なライバルにして左右は違うが似たところがある。大振りだが、破壊的なパワーを持ち、テクニシャンとは言い難いが、ファイターのくせに後ろ重心で距離のメリハリがある。自分だけ打ったら遠くに引くような出入りであまりボコボコに被弾しない。

両者ともに元々は下の階級で身体はとても小さいが、階級を上げても得体のしれないパワーが一番の武器になっている。

実現しそうな実感が沸かないが、井上尚弥を抜きにすれば、ネリーVSカシメロというのがアメリカで金がとれる試合なのかもしれない。共に、ダークヒーローな存在だ。

トップランクに振り回されたカシメロはPBCに方向転換しようとしている。

世間の評価は全勝のルイス・ネリーだろうが、個人的には全く健全にみえないので、カシメロを推す。何度か負けて寄り道してきたが、元々ライトフライ級だ。

バンタム級で戦ったリカルド・エスピノサ・フランコというのが、強打のメキシカンでナチュラルではネリーばりの選手だったとおもっているので、それを倒したカシメロを評価している。彼はメキシカンキラーだ。パックマン2世だ。足掛け5階級目のスーパーバンタム級で未だパワフルな怪物君としてやっているのが面白い。

まず、同日、インパクトある勝利を。
そしてアラメダ頑張って。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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