ルイス・ネリ/言いたい放題

「きっとネリはいい奴ではない」井上尚弥が“悪童”ネリの“反省モード”に“偽装疑惑”を投げかけた理由とは?

https://news.yahoo.co.jp/articles/097ca0f4019e766ae9cd2f9350d457fc68bb0c14

山中戦以外でも、その素行をみればわかる。
そんなネリの近況と本音です。

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井上尚弥VSルイス・ネリー

ルイス・ネリは"モンスター"を吹き飛ばして倒すブギーマンとしての役割を受け入れている。

ネリー(35勝27KO1敗)は井上尚弥(26勝23KO)のSバンタム級王座決定戦に挑む。

東京ドームでボクシングの試合が開催されるのは、1990年にバスター・ダグラスが マイク・タイソンをノックアウトして以来となる。元118ポンド、122ポンド王者のネリは、無敵と思われた相手に同じような衝撃を与えることができると信じている。

ネリ
「井上はとてもいいファイターだし、4つのタイトルがかかった俺のキャリアで最大の試合だ。でも、彼の試合を見たけど過大評価されていると思う。少なくとも俺にはそう映る。俺はノックアウトを狙って日本に行くんだ。判定勝ちじゃない。

俺は典型的なメキシコ人スタイルを持っている。前に出るのが好きなんだ。パンチを打つのが好きなんだ。12ラウンド戦う準備はできている。でも12ラウンドまでいかないことを願っている。早く終わってほしい。コンディションを整え、強く、速く、知性的な俺のハードヒットが見られるだろう。」

井上は118ポンドで統一王者となり、過去10年間で4つの階級(108、115、118、122)でチャンピオンになり、2023年のファイター・オブ・ザ・イヤーを受賞し、パウンド・フォー・パウンドのトップ3ファイターとして世界的に認められている。先月日本で行われたキックオフ記者会見で、ネリーは井上と対面し身長やサイズを直接確認した。

ネリ
「井上は身体的に小さくて他と変わらない普通のファイターだ。もし俺が勝てば、今年一番の番狂わせになるかもしれない。井上はダミーじゃない。戦い方を知っている。でも一進一退の攻防になるだろう。速いファイターだと思う。知的だしパワーもある。それが長所だ。井上の弱点はパンチを打つときに隙があることで、そこで俺の出番になる。」

多くの著名なボクシング・オブザーバーが昨年のファイター・オブ・ザ・イヤーを井上に授与した一方で、ネリはアザト・ホバニシャンを11ラウンドでノックアウトしたことで年間最優秀試合の候補に挙がった。試合中盤に失速しかけたネリーは、第二の風を巻き起こし、ホバニシャンとの全面戦争に打ち勝った。

ネリ
「ホバニシャン戦で過信は禁物だと学んだ。あの試合では25~30日間トレーニングした。井上との試合のために3カ月近くトレーニングすることになる。」

一方、井上(30)は2023年、当時統一王者だったスティーブン・フルトンと マーロン・タパレスを圧倒し、フルトンを8回、タパレスを10回でノックアウトして122ポンド統一王者となった。

ネリ
「タパレスの試合を見たよ。でもタパレスはB級ファイターだ。10ラウンドも戦い、井上を苦しめた。フルトンは井上のキャリアで最高の勝利かもしれないが、フルトンはそれほどパンチを打っていなかった。井上を怖がっていた。」

29歳のサウスポースラッガーであるネリは、日本では悪役としての役割も受け入れている。"パンテラ "は日本では波瀾万丈の過去を持っており、ネリの悪行への復讐が、井上が対戦に興味を示した理由のひとつであることを認めている。

2017年、ネリは京都で長く日本バンタム級王者に君臨していた山中慎介を4ラウンドテクニカルノックアウトで下している。しかしネリの勝利は、試合後の禁止薬物クレンブテロールの陽性反応によって影を潜めた。

2018年に日本で行われた山中との再戦で、ネリは体重がリミットを3ポンド超過した。王座返上を余儀なくされ日本ボクシングコミッションから生涯追放処分を受けた。それでもネリは、わずか2ラウンドで山中に再びノックアウトの一撃を与え、山中はそのまま引退した。

ネリ
「日本のボクシングコミッションが俺を追放したことは、あまり気にも留めていなかった。向こうの人たちは、俺が井上と闘うことが儲かると見て、だから禁止を解除したんだ。井上は個人的にこの試合を受け止めているのかもしれない。彼が何をしようが、何を考えようが関係ない。」

メキシコのティファナを拠点に活動するネリは、世界の反対側でほとんど支援を受けずに戦わなければならないことも気にしていない。

ネリ
「何よりも、俺は落ち着いているんだ。俺は無敗じゃない。チャンピオンでもない。勝っても負けても問題ない。リマッチ条項はない。井上は自信過剰なんだ。簡単に勝てると思っているが、サプライズが待っている。俺はハードなトレーニングを積んできた。彼らがこの試合を受け入れたのは間違いだ。彼らは勝つために何も持っていない。彼らは名誉のためにやっているが、この試合を受けたことを後悔するだろう。」

ネリの自信と自慢話は、ブックメーカーがこの試合をどう評価しているかを反映していない。

ブックメーカーによれば、井上は-1400、ネリは+800のアンダードッグとなっている。試合の決着予想は6.5ラウンドに設定されている。

ネリ
「どのパンチ、どのラウンドか見当もつかない。でも、試合は間違いなくノックアウトで終わる。俺が井上をノックアウトするか、井上が俺をノックアウトするかのどちらかだ。井上はおそらく俺のパワーを受け止めるアゴを持っている。2019年の試合でノニト・ドネアのパンチを受けたのを見た。ドネアは彼を殴って痛めつけた。でも、俺はドネアより若いし、井上にプレッシャーをかけることができるだろう。俺とはまた別の話になるだろう。」

2023年2月、井上の元スパーリングパートナーだったホバニシャンとの激闘の後、ネリは調整試合に挑み7月にメキシコで2ラウンドKO勝ちを収めた。

ネリの唯一の敗戦は2021年のブランドン・フィゲロア戦で、ボディブローで7ラウンドKO負けを喫した。ネリはこの試合で、井上が現在保持するWBC122ポンド王座を失った。

何年もの間、トレーナーを変えたり、減量に苦しむ事もあったが、ネリはようやくキャリアを軌道に乗せたという。しかしいつまで続くかはまだわからない。

ネリ
「最近の試合では集中力を高めてきた。うまくいっている。もし計画通りにいけば、井上に勝ってムロジョン・アクマダリエフと戦うかもしれない。そしてそれが引退試合になる。ボクシングは今の俺にとってもはやとても退屈なものなんだ。」

色々と本音が出てきました。
興味深い事も言ってます。

俺はノックアウトを狙って日本に行くんだ。判定勝ちじゃない。前に出るのが好きなんだ。パンチを打つのが好きなんだ。12ラウンド戦う準備はできている。でも12ラウンドまでいかないことを願っている。早く終わってほしい。コンディションを整え、強く、速く、知性的な俺のハードヒットが見られるだろう。

井上に勝つためにはアグレッシブに前に出て手数を出してくるだろう。それが出来るかわからないが、本能的にファイターであり、下がって技術で勝負するタイプではない。

井上の弱点はパンチを打つときに隙があることで、そこで俺の出番になる。

ネリの方が隙があるようにみえるが、カウンターを狙っているという意味だろう。

向こうの人たちは、俺が井上と闘うことが儲かると見て、だから禁止を解除したんだ

その通りです。JBCは金に目がくらんだのです。

何よりも、俺は落ち着いているんだ。俺は無敗じゃない。チャンピオンでもない。勝っても負けても問題ない。リマッチ条項はない。井上は自信過剰なんだ。簡単に勝てると思っているが、サプライズが待っている。

フィゲロアに負けて、ネリの無敗神話は途切れた。もう開き直っているから一か八かのリスキーな戦い方をしてくるだろう。

もし計画通りにいけば、井上に勝ってムロジョン・アクマダリエフと戦うかもしれない。そしてそれが引退試合になる。ボクシングは今の俺にとってもはやとても退屈なものなんだ

ボクサーとしてさらなる高みに行こうとか現役を続けたいとは考えておらず、井上戦で大金を稼いで(出来れば勝って)もう辞めたいようだ。井上に勝てばムロジョン・アクマダリエフとの試合もビッグマネーになり、サウジアラビアでの試合となるかもしれない。

つまり、もう大金稼いで引退したいのだ。

だからこそ、井上との試合に全てを捧げ、全てをぶつけてくるだろう。負けて失うものは何もない。リングに上がってみないとわからないが、逃げのファイトはしないだろう。一か八かでガムシャラの奇襲を仕掛けてくるだろう。

やっぱりネリの本音はこんな感じだ。

井上尚弥本人の姿勢やメンタルには何も不安を感じていないし全面的に信頼していますが、だからこそ、陣営は、次にサウジアラビアでアフマダリエフとやって、その次はオーストラリアでサム・グッドマンなんて金勘定はせず、5/6のネリとの試合だけに集中して欲しいとおもいます。

ネリは番狂わせだけを狙って、なんでもかんでもやってきますよ、KOされるの覚悟でKOだけを狙ってきますよ。
そして、クレンブテロールや体重超過はしないとしても、ハーブティーでも大麻でもなんでもかんでも、バレないならなんでもやってきますよ。玉砕を恐れないメンタルを作ってきますよ

ということだ。

ホバニシャン戦の発展形かな。

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