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井上拓真VSジェルウィン・アンカハス 他 田中か阿久井か誰なのか

もしかしたら兄とセットで12月ではなく、こちらの方が早く開催されるかもしれないとのこと、その場合はセットは同じ大橋ジムの桑原か、それに勝って指令も出ているユーリ阿久井かマルチネスVS田中か

どちらが勝つかわからない、厳しい世界戦という意味では楽しみだが、井上拓真がメインを務めるのは正直しんどいなという印象です。

井上拓真VSジェルウィン・アンカハス

井上拓真
18勝4KO1敗
27歳

昔観たときは、兄にフォルムが似ているし、上体も発達、ふくらはぎも太く、パンチも強そうだった。その印象は今も変わらない。しかしリスクを冒さない判定型のファイトにこだわっているのか、それを強みとしているのか、国内レベルではそれでもそれなりの安定感があるが、世界戦は眠いのだ。ロートルのリボリオ・ソリスに勝って王座を戴冠したが、攻撃に乏しく、被弾を避けているだけで個人的には積極的でノーダメージだったソリスの勝利に映ったほどだ。

どうにもこうにも歯がゆい判定ばかりで迎えたノルディーヌ・ウバーリ戦でダウンを奪われ敗北を喫したが、前半の引いた戦い方がダメダメで全部ポイントを持っていかれ、後半逆転を狙って打ち合いにいくも手遅れという内容だった。実はウバーリは効いていて、最終回あと少しでダウンがとれていたようにもおもう、もったいない試合だった。

しかし解説はなぜか前半から拓真を褒め称えるのだ。

「いいですよ~完全にコントロールしてますね、拓真10-9です。」

おい、待てよ、何もせず見切ってるだけで、攻めているのは相手の方で、相手のポイントだよ、ほーれ、ダウンも食らった・・・

解説が私の見解とは全く違うのだ、いつも・・・

兄のファイトスタイルが素晴らしいのと、同じ環境なのと、ウバーリ戦で痛い目にあったから、これで変われる、まだ若いし、と期待していたら、益々安全志向の眠たいスタイルにシフトしてしまった。

それが己のスタイル、パンチがなく非力、これが限界というなら納得だが、いやぁ、パンチあるでしょ、もっと出来るでしょという印象なのだ。

古橋岳也戦
リボリオ・ソリス戦

本人、陣営があれでいいというなら仕方がない。しかしリスク回避の安全策といっても、12回フルにやると拓真自身もケガ、傷だらけとなる。ベストな戦い方とはとてもおもえない。

しかし、リングで相対しあのような試合内容になってしまうというのが今の限界なのだろう。いつか覚醒するのではと期待しつつ、今回も同じだったと我慢の連続となること必至だ。

ジムでは武居より強いはずだ、パンチもあるはずだ、しかしあっという間にKO数は抜かれた。

ジェルウィン・アンカハス
33勝22KO2敗2分
31歳

Sフライを9度防衛した名王者だが、減量苦とフェルナンド・マルティネスに2度完敗したのを受けて、階級を上げての再起となる。

下の階級での実績だが、井上拓真よりも若干大きく、バンタムにふさわしいフィジカルでKOで勝つスタイルが染みついている。井上拓真よりも足やスピードがないが、意思のある強打を叩き込む正統派のボクサーパンチャー。

判定決着のポイントゲームなら元々バンタム、Sバンタムも経験している拓真が若干有利だろう。日本開催なら採点優遇もされるだろう。しかしがっつり殴り合いのファイトを展開するなら強打と経験のアンカハスが有利だろう。

はっきり言おう、私はアンカハスのファイトスタイルの方が好みだ。

これに続くアンダーカードに期待しよう。

ダラキアンVS阿久井
(ダラキアンが同意し来日できるかにかかっている)

マルチネスVS田中
(最果てアルゼンチンのマルチネスの選択にかかっている)

この2試合が勝負論的には楽しみで、現状恐らく王者の方が強いとおもわれる。

しかし阿久井も田中も、何がなんでも勝つという闘志を魅せる選手なので、試合はきっと熱くなる。

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