少し前はメイウェザーは井上なんて知らないよとコメントで言われたものですが、ボクサーは元より関係者で井上尚弥を知らない者はいないでしょう。歴史的なレジェンドです。
IBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペスが井上について言及している記事をみかけたので改めて紹介。ネリーのように挑発しているわけではなくリスペクトを込めたコメントでした。
井上と同じ歳なんだな。
よくいるたたき上げのメキシカンですが、スタイルがかなり特徴的でタフな殴り屋、倒し屋タイプのスラッガー。サッカーをしていてボクシングのエリートではなかったようです。
フェザー級らしい体格とパワーにみえますが、記録をみると、身長が163センチしかないそうで、井上尚弥より低いですが、肉体は分厚く、フルトンあたりとはパワーは違う印象だ。
次戦は実力者のジョエト・ゴンザレスが内定しており、ここに勝てるかすら疑問だし、指名挑戦権を日本の阿部麗也が持っていますので是非戦ってみて欲しいです。
やはり井上尚弥に足りないのは世界が熱狂するような強烈なライバルの存在であり、歴史を振り返ると人気と実力を兼ね備えたメキシカンがいて欲しい。バレラ、モラレス、マルケスなど・・・そこにパッキャオがいて壮大なドラマがあったのだ。
今のところ、ルイス・アルベルト・ロペスはそんな存在のメキシカンではなく、短命に終わりそうなラッキー王者でしかないが、得てしてこういうプロ特有のフィジカルに特化した型破りなファイターが大化けするのだ。
今後、派手なノックアウトで防衛を伸ばしていけば注目の存在になるかもしれない。顔もなかなかGoodだし。
敵地で地元のアイドル、トップアマエリートのマイケル・コンランをぶっ倒すんだから痛快だ。
フィジカルもパワーも強いなとは感じますが、スピードもスキルもないので、井上の敵ではないという印象ですが、数年先に脅威、化けるとしたらこの男かもしれません。