今月の日本のハイライトはこれです。全部世界戦です。前座も豪華なのかな。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
拓真 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 74 |
アンカハス | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 78 |
中谷VSサンチャゴのインパクトは超えないとおもわれるが・・・
拓真の方が速いがアンカハスの方が決め手がありそう。
相変わらず解説は拓真を褒めるが、拓真は対応はしていても自分からは攻めていない。アンカハスが攻めてきたら打ち返すだけ。4回からアンカハスが前に出て拓真も打ち合いに応じる。いつもの拓真より好戦的で逞しいがアンカハスには経験がある。
拓真の試合になるとなぜか解説が褒めるが、私にはアンカハスが仕掛け、拓真が応戦しているだけのようにみえる。ヒットは拓真の方がいいのかもしれないが、プレスはアンカハスがかけている。
個人的にはアンカハスのパンチの方が効果的にみえる。
9回、アンカハスがボディでダウン。立てず。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R | |
サンチャゴ | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 45 |
中谷 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 50 |
サンチャゴが中に入れないので中谷がコントロールしているといえるがまだ派手なアクションがない。サンチャゴは一発当てて効かせるしかなさそうだ。
6回、劣勢で全く中に入れないサンチャゴを仕留めにかかる中谷の左ストレートがドンピシャで入りサンチャゴダウン。
立ってくるももう効いており、2度目のダウン。
中谷はバンタム級に上げてパワーが増した印象だ。
タフなサンチャゴが何もできず、キャリア初のKO負け
静かな展開の中、刹那の大爆発だった。
これはバンタムナンバーワン王者の誕生だろう。
タブーですが、井上尚弥にとって最大の脅威が中谷潤人っぽいですね。
田中VSバカセグアは途中から観ましたがイマイチな印象でした。
オーバーワークなのか、右を何度ヒットしてもバカセグアは倒れず、田中のパンチは軽いのかキレがないのか、凡戦にみえてしまいました。
前に書いた時と気持ちは変わりませんな。
アレハンドロ・サンチャゴVS中谷潤人
身長差が10センチ以上ありそうで、焦点はいつもどおりどんな距離でも中谷が上回るのか、接近戦で苦労するのかです。サンチャゴは大きなアントニオ・ラッセルにも肉薄していましたのでかなりしぶとい、タフな選手です。前回の相手を倒せなかった中谷はサンチャゴをKOするのは難しいとおもわれるが、ネクストモンスターというからにはそういう内容を期待する。中谷が挑戦者とはいえ、ポイントは問題ないとおもわれる。倒すか倒されるかみたいな試合を期待したい。
予想は中谷の判定勝利
井上拓真VSジェルウィン・アンカハス
怪我による延期が両者にどう影響を与えるか、拓真は攻撃的に進化した姿をみせたいそうだが、いつもそれを期待して逆の方に向かっている感じで、リボリオ・ソリス戦と同じならば勝てないだろう。アンカハスはこれがラストチャンスかもしれないと死に物狂いで来るだろう。アンカハスはアグレッシブなので問題ないが拓真が眠たい試合をするかどうか。実際どっちを応援するのかゴングが鳴ってみないとわからない。ただし年齢や条件は拓真の方が有利なはず。本音は拓真の判定勝利だが、打ち合える勇気をみせたならそれでいい。
予想はアンカハスの判定勝利
田中恒成VSクリスチャン・バカセグア
これは田中のための決定戦という感じだ。バカセグアという選手に実績がなく映像見た限りでも相応の実力者にはみえないから。田中はこれで4階級目だが全部WBOの決定戦で有名どころでは井岡に負けている。ここで王者となってから統一戦や名前のある相手とやって再びの活躍を期待したい。格下相手に見栄えがいいのはもうわかりきっている。
予想は田中のKO勝利
アマプラ中継ということで、海外でもこの試合は放映されるだろうが、誰が解説するのだろう?最近ドネアが半引退状態で(決して引退と言わないだろうが)後進の育成やTVの解説もやっているそうだ。ドネアの解説を聞きたいな。
中谷が王者になり、拓真が防衛したら、日本のバンタム級はすごいことになります。
武居や天心も無視できなくなります。
むしろ、そうなって欲しいものです。