密かに楽しみなこの試合、メインより断然魅力的です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
トーレス | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 95 |
カタラハ | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 94 |
やはり健文トーレスはマグレ勝ちではなく真っ当に強い。互角の初回だが、パワーでトーレスかな。
トーレスの方がパワーとフィジカルで押しているが、正確なヒットはカタラハ。トーレスの方が体重があるのかな。
トーレスがリズムをかえようと挑発的なポーズをとるがカタラハはのらない。そしてゴング後にカタラハの右でトーレスダウン。ゴング後なんで減点だって。ローブローにも厳しくて、カタラハに厳しめ。
5回、バッティングでカタラハ出血。トーレスのパワーにやや怯んでいる。こんなに強いなんて・・・という心境か。
トーレスがまた挑発している。カタラハはいけない、しかし最後にカタラハの右でトーレスが腰を落とす。
カタラハが2度ダウンみたいなパンチを奪ったが、ダウン裁定にならなかったので、全体的にプレッシャーをかけていたトーレスの勝利もあるような内容。
カタラハのパンチは切れるがフィジカルパワーがトーレスの方が上だった。
95-94 カタラハ
96-93 トーレス
96-93 トーレス
両者ともに世界王者になれるレベルの実力。
もしバンタムでやるなら、また強力な選手が加わった。
過去記事-------------------
健文トーレスという人の過去については触れません。自分はただのボクシングの技術の凌ぎ合いが好きなだけで人間性には興味がありません。ボクシングのファンでありボクサーのファンではありません。
結構好きだったレイマート・ガバリョ戦は初回KOですから事故的なものですが、健文トーレスという人の左フックや仕留め方はかなり素晴らしく、ラッキーパンチといえない実力を感じました。
でも、服役前は天才と言われていたそうですが、5敗もしているので、やっぱり色々な面で弱点もあるのかな。
対するKJカタラハは以前から注目していた好みの選手です。
しかし実力の割にチャンスがなく、直近の試合は冴えを失った感じにもみえます。
井上尚弥のスパーリングパートナーとして、その才能を認められたほどの選手で、スパー時は井上よりデカくみえました。一応レイマート・ガバリョの敵討ちなのかな。ガバリョはパワーがありますが、総合力はカタラハです。
田中恒成の対戦相手として名前が出た時はトキメキましたが、結局決まらず、少なくともバカセグアとかジョナサン・ロドリゲス、プメレレ・カフなる選手よりもずっと手ごわいでしょう。
この試合が決まった時は、あぁ、カタラハ、田中戦決まらなくて、もうバンタム級なのね、とおもいましたが、試合はSフライとバンタムの間くらいの契約体重で行われるそうです。
36歳でここまで絞れる健文トーレスはすごいな。
私は断然KJ派ですが、最近の試合は冴えないですし、レイマート・ガバリョ戦の健文トーレスは文句なく強かったです。
なかなか楽しみな試合です。
メインの
亀3VSドラミニさんも、無視してなくて初戦を復習しましたが、ひどい試合です。
当たらない距離からシュッシュッとエアボクシングしているだけ。高度なフェイント合戦ともいえますが、異様に警戒し反応しての空気ファイト。
どっちも負けといえる内容で、ちょっとだけ攻めたドラミニさんの勝ちになったようですが、どっちも信用に足りません。
今回は亀さんが親父の元でアグレッシブに行くらしいですが、むしろドラミニさんがそういうインファイトに強い、得意であってくれればいいのに、せっかく南アフリカから来たのだから勝って欲しいなくらいの心境です。
どちらも、世界王者の器にはみえません。