誰がチャーロに向かうのか他

気になる話題をザッピング。日本人絡みはなし。

ずっと指名戦を履行せず、軽い試合ばかりしてきたアドニス・スティーブンソン。長い間待たされたエレイダー・アルバレスはセルゲイ・コバレフ戦という険しい道を選びました。
試合が決まらないベテルビエフ含め、識者はもうロシア3強とみなしている階級ですが、ロシア人対決も先送りされています。

と、これはこれで、興味深いとはいえる

アドニス・スティーブンソンVSバドゥ・ジャック

みなさんはどう予想しますか?

左の威嚇、威力が強力なスティーブンソン40歳、下からあげてきたジャックよりもパワー優位でしょう。この左さえ当てれば楽なKO勝利の可能性が高いですが、ジャックは器用なところは何もないけれど、勤勉なファイターで粘り強いです。ブロックも固く後半逆転型です。ジャックも34歳と決して若くはないですが、左をモロに食う事がなければスティーブンソンを撃破できるとおもいます。全く指名戦を履行しないスティーブンソンにはそろそろ交代していただきたい気もしています。

スティーブンソン
「試合に飢えています。ジャックは世界王者でもあり過小評価してません。厳しいトレーニングをしてきました。彼をノックアウトします。地元カナダで試合ができるのでファンにいいものをお見せする。私は世界最強の左フックを持っています。3発も4発も必要ない。1発で十分です。1発だけでジャックは回復できない。」

ゴロフキン
「スケジュール通りに試合が出来てうれしいです。もうカネロについては考えていません、終わってます。9月に試合がしたいかって?その時また考えます。ボクシングビジネスは狂っています。再戦してもいいが、カネロが私とやりたいかどうか?今はバネスに集中しています。彼は本物です、簡単な相手ではありません。2004年のオリンピックの頃から彼を憶えています。彼は優れたファイターです。」

一階級下の代役となりましたが、試合自体はマルティロシャンが攻撃型なので、カネロ戦より白熱したものになるかもしれません。カネロVSケル・ブルックの二の舞と誰かが書いていましたが、マルティロシャンは体格はいいしタフです。勝敗は揺るがないとおもいますが、このチャンスに賭ける執念が凄そうです。

ジャモール・チャーロ
「WBCミドル級の暫定王者、必須の挑戦者となったが、ゴロフキン戦が100%実現するかどうかはわからない。ゴロフキンはジェイコブスやソーンダースを望んでいるようだ。でも俺こそが世界一位です。俺自身はゴロフキンと戦いたい。彼は殿堂入りのベストボクサーだ。皆も観たいだろう。驚くような試合をしてみせる。俺自身そういう相手にテストしてみたいんだ。

カネロが相手をしてくれるならそれも大歓迎さ、カネロはどんな試合よりもひどく殴られ、どんな試合よりもミスをすることを保証しよう。リアルなボクシングをおみせする。俺はここにいる。」

怖いけど今一番みたいのが、ジャモール・チャーロとミドル級のビッグネームとの対戦です。あんな勝ち方を連発すると相手がいなくなりそうです。誰がチャーロと戦う道を選ぶのか、かなり注目です。

プロモーターのエディ・ハーンの話ですが、ダニエル・ジェイコブスがチャーロに強い関心を示しているそうです。

ハーン
「ジェイコブスはWBAの正規挑戦権を得るために邁進しています。週末はスレッキと戦います。スレッキは何かを持った無敗の優れた相手ですが、ここでしっかり勝ってGGGとの試合をアピールしたい。しかしジェイコブスは先日ウーゴ・センテノを鮮烈にKOしたチャーロにも関心を示しています。チャーロは才能豊かな若いファイターで、彼と戦ってみたいと。これもまたニューヨークで行われるビッグマッチになるでしょう。」

チャーロはセンテノ、ジェイコブスはスレッキと、厳しいガチファイトをしています。そして今最も驚異のチャーロと戦ってみたいというジェイコブス。いつのまにか相手を選ばぬ漢になりました。本物中の本物のミドル、自身より重いとおもわれるジェイコブスとの試合でのチャーロのパフォーマンスは気になるところです。スピードと爆発力でチャーロが圧勝しそうな気がしますが、やってみないとわかりません。

ワイルダーへの挑戦権として、ルイス・オルティスVSデュリアン・ホワイトが指令されたとの事。ワイルダーをあと一歩まで追い詰めたキューバのおっさんと、ジョシュアに負けただけのホワイト、いい組み合わせです。

マイキー・ガルシアとロバート・イースターの統一戦が指令されたとのこと。好きな試合を選び、ライト級王者としての使命を履行していないマイキー。リピネッツを破り無敗で4階級制覇したものの即王座を返上、ライト級にとどまったのはリナレスやロマチェンコとのビッグマネーファイトのためとおもわれ、大きなイースター戦は回避すると予想するが、イースターもアピール不足な試合が続いています。

ゲイリー・ラッセルVSジョセフ・ディアス

ラッセル久々の試合。強い王者に挑むディアスを見直しました。
2008年と2012年米国五輪代表同士の戦いでもあります。

知ってる相手、オラシオ・ガルシアを基準に考えると、ディアスにはフランプトンに勝る実力があり、当時の長谷川穂積よりも少し上に見えますが、ラッセル相手にどこまでやれるだろうか?

長期の怪我による離脱で、キース・サーマンがWBC王座を放棄したそうです。が、怪我はほぼ完治し夏には戻ってきたいそうです。WBAはスーパー王者のままなのかな?正規王者はマティセです。空位の王座はダニー・ガルシアVSショーン・ポーターだそうです。ポーターが勝つんじゃないかな?

ルイス・ネリがはく奪された王座に
ノルディン・オウバーリVSペッチ・CPフレッシュマートが指令されたようです。ペッチは46戦全勝ですが、その実力やいかに?オウバーリ、小さいけどトップアマで迫力があります。オウバーリ支持ですがいかに?

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