
明日はGGGVSカネロを筆頭にビッグマッチが盛りだくさんです。ホルヘ・ララの欠場は痛い。前回もニャンバヤルとの試合がキャンセルになった経緯をみると弱腰?英国の試合は早朝なんでライブは厳しそう。起きたら結果が出ているか。今日はその前夜祭のようなものです。
無事に観戦できるといいなぁ。
関係ないけど岩佐がいきなりリコンドーなんて話が出てますが
リコンドーVSロマチェンコ12月9日らしいですよ。
今日のラインナップです。全部は見れないし興味ありませんが、この4試合を。
クラウディオ・マレーロVSヘスス・マヌエル・ロハス
ライアン・ガルシアVSミゲル・カリゾザ
ディウリ・オルグインVSオラシオ・ガルシア
ラシディ・エリスVSファン・カルロス・アブレウ
ラシディ・エリスの試合がないまま、メインがはじまった。
クラウディオ・マレーロVSヘスス・マヌエル・ロハス
1R
背は同じくらいだ。
マレロが回転力あるコンビを放つ。
ロハスはスピードで劣るもガードを固め、プレスをかける。
予想通りの展開。
ポイントはマレロだが、両者の持ち味全開。
ロハスはKOしかないだろう。
10-9マレロ
2R
マレロはロープに下がりっぱなし。
回転力だけじゃなくキレもパワーもあるけど
ロハスの圧力と重いパンチが印象的。
典型的なファイターとボクサーの戦い。
天才なのはマレロだけど頑丈なのはロハスだ。
10-9ロハス
3R
マレロにとり、いきなりの鬼門だな。
天才が最も苦手なタイプのファイターだ。
ロープに押し込むロハスのペースだとおもうが
見栄えで
10-9マレロ
4R
全般的には速いコンビのマレロだが
展開も一発の説得力もロハス。
マレロがさばくのか、ロハスがぶちかまして倒すのかが焦点になってきた。
マレロは展開を変えたいが。
10-9マレロ
5R
回転力で魅せるマレロだが
ロハスの反撃の一撃の方が怖い。
意地で打ち合うと打ち負けそう。
芸術的なKOも多いマレロだけど
ロハスは超タフである。
マレロもただ下がるだけでなく
うまくいなし、後半は逆にロハスを下がらせた。
迫力で
10-9ロハス
6R
メイVSマイダナのような試合で
あれより個人的には楽しい。
この試合に勝った方は相当強いだろうな。
マレロも普通は負けそうな展開だけど
決定打は食わず、上手くやっている。
マレロが前に出る展開に変わった。
こうなるとロハスあまり怖くない。
少し休んだのか疲れたか。
10-9マレロ
7R
ロハスのオーバーハンドが強く当たるも
マレロはやや慣れたか見切ったか
下がりっぱなしではなく自信満々に戦っている。
が、やっぱり圧に押されて苦しいか。
荒れてきた。
ロハスはゾンビのようにタフである。
ゴング間際にロハス渾身のコンビが決まりマレロ痛烈にダウン。
これで決まった。
ロハス逆転KOで戴冠。
マレロ、こんなに素晴らしいボクサーなのに短命に終わった。
ロハスに華は一切ないが、オルランド・サリドより恐ろしい。
雑草の鏡です。
観てよかった。
すごい試合でした。
注目度は低い試合でしょうが、ええものを見せてもらいました。
格言
華ある大器は多けれど
揃って墓穴を掘るにけり
自分の特技を捨ててでも、アゴは守っとくべきである。
ライアン・ガルシアVSミゲル・カリゾザ
ライブが止まり、再開したらガルシアが勝っていました。30秒で勝ったとか。
何かのタイトルをとったか防衛したようです。
長身から突き刺すようなカウンター。これは大器ですな。
昔のリナレスもこんな感じだったが、世界は分厚い。試練の時は来るだろう。
今も前座をやってますが、目に留まるものではない感じです。
今日は試合間隔にモタツキがあるなぁ。
ディウリ・オルグインVSオラシオ・ガルシア
長谷川戦後にサバイバルモードに入りジョセフ・ディアスと無名に負けて3敗となったオラシオ。この試合はその無名との再戦なんですね。12勝6敗3分と凡庸な戦績ですがスイッチするし強いです。叩き上げで実力がついてきたのでしょう。
オラシオもスピード系アジリティに遅れをとる武骨なスタイルではあるが、あいかわらず超強打者でハンサムです。パンチが全部強振なんだよなぁ。
スキルのオルグインと強打のオラシオという構図ですが、オラシオが左フックを決めてノックアウト勝ちしました。特徴がはっきりしているけれど、相変わらず強いです。長谷川以外でこれに勝てる日本人はなかなかいないとおもわれます。今日で37戦目、世界戦は叶わず。分厚いキャリアです。