「この試合はカミングアウトパーティーです。土曜の夜、アメリカが、世界が私が誰であるのかを知ることになる。」これはジョシュ・テイラーの言葉ですが、プログレイスにも井上尚弥にも通じること。既に知っている?そうじゃなく、世界的な評価、価値がグンと上がるキャリアハイライトになるのだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
プログレイス | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 112 |
テイラー | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 117 |
日本では全く報道されず、11月7日だけになってるのが残念。世界的にはこの試合の注目度のほうが高いだろう、恐らく。
WBSSの荘厳な演出がなくなった。普通の世界戦のような入場。
やはり地元が近いテイラーの歓声が大きい。
1R
様子見の初回
階級が違うような身長差がある。
打ち下ろしでコンパクトに攻めていくテイラー
テイラーの打ち終わりにボディを返していくプログレイス
互角だが、この差だと地元のテイラーになるだろう。
プログレイスは慎重だが少し堅い
テイラー10-9
2R
両者あまり足を使わず頭をつけた打ち合いをしている
テイラーがコンパクトで丁寧に戦っているが
プログレイスのほうが得意な展開でパンチが強いのではないか
テイラーについてもおかしくないが、効果で
プログレイス10-9
3R
少しテイラーが足を使い始めた。
プログレイスのボディワークが上手く、パンチの威力を殺しているとおもうが
互角、攻勢、優位性をアピールできていないので、互角だとテイラーとなる
テイラー10-9
4R
プログレイスのほうがダメージ的には余裕があるように見えるが
守る方で忙しく攻撃で優勢とまではいかない。
浅いヒットでも大歓声になるテイラーのポイントだろう。
しかし省エネで効率的なのはプログレイス
効いているのはテイラーの方だとおもう。
テイラー10-9
5R
両者似たファイトをしている。
プログレイスのプレッシャーが強くなってきたが
テイラーはよく研究しており隙をみせない。
ほぼ互角だがプログレイスのパンチは無反応でテイラーのパンチに大きな歓声が沸く
プログレイス、テイラーに合わせているだけでペースを作れておらず、このままだと劣勢だ。
テイラー10-9
6R
ここまでテイラー優勢だろう。
プログレイスは何かを変えないと若干劣勢だ。
プログレイスにとっては過去一番の苦戦。
接近戦でも互角以上にパンチを返され
距離があると届かない。
プログレイスのパンチが当たらず、テイラーのコンパクトなフックがテイラーの顔面を捉えるようになってきた。
プログレイスはペースを変えるか攻勢を強める必要がある。
テイラー10-9
7R
テイラーの接近戦の準備が予想以上によく
プログレイス得意の距離で勝っている。
よく見ると互角、プログレイスも上手いがそれ以上を出し切れず
会場のムードでテイラーペースにみえてしまう。
しかしこの回は若干劣勢な中、プログレイスが左カウンターを当ててテイラーの顔面を跳ね上げた
プログレイス10-9
8R
7回のカウンターのタイミングしかプログレイスに優位性はないかもしれない。
スリッピングでまともに打たれないが全体的には押されている。
テイラーが前に出ている。
テイラーが支配している試合にみえてしまう。
テイラー10-9
9R
プログレイスが勝つにはここから全部取るかダウンを奪う必要があるだろう。
テイラーのファイトに付き合っている、押されているようにみえる展開。
判定で余裕で勝てるなどと言ってるからこうなる。
このまま判定では負けになりそうだ。
テイラーの方がプログレイス対策をきちんとしてきて
プログレイスはリングでなんとななると特に対策してこなかった
ような差がある。
差はわずかだが圧倒的にテイラーが優勢にみえるムード
テイラー10-9
10R
実際効いているのはどっちかわからないが
テイラーの方が予想以上のいいファイトをしている。
かなり勝負をかけた強力なパンチを交換しあい、ボディが効いているのはテイラーだとおもうが
両者にいいパンチがあり、ムードはテイラー
プログレイスはノックアウトが必要だ。
テイラー10-9
どこかで1ラウンド間違えたので10-10とする。
12R
倒すしかないプログレイスが野獣モードで強引に攻め、最後は上回るも
最後までテイラーを倒しきることはできず
プログレイス10-9
個人的には地の利も考慮してテイラーの勝利だとおもう。
114-114
115-113
117-112
ジョシュ・テイラー
ナシーム・ハメドVSマルコ・アントニオ・バレラ
みたいな試合で、テイラーの対策と強さにプログレイスが面食らって最後までペースを掴むことができなかった。
本来の能力、実力はプログレイスだとおもう。
しかしこの試合、相手に対する対策、準備がテイラーの方が優れていた。
秀才と天才の対決は秀才が制した。
感性に頼るプログレイスの限界だった。
ウェイン・マッカラーの予想が秀逸でした。体格で勝るテイラーの接近戦対策、コンパクトな右フックが上手かったです。
予想が外れました。テイラーお見事。
デレック・チゾラVSデビッド・プライス
プライスがいつもの打たれ脆さを発揮し4回KO負け。チゾラくらいがウシクのテストにいいのでは?
リッキー・バーンズVSリー・セルビー
セルビーのMD勝利と出たがほとんど互角の接戦だった。それよりリングがWBSS仕様ではないが、WBSSの前座ではないのかな。
テイラー
「タータントルネード、竜巻です。私は土曜日に仕事に没頭します。100%レジスをノックアウトできると信じています。私の方がプロキャリアが少ないけどいい経験を積んできました。レジスより相手の質が高い。アマチュアキャリアも豊富だ。世界中であらゆるスタイルのファイターと戦ってきました。だから、レジスよりより良い多くの経験を積んでいると感じます。
この試合はカミングアウトパーティーです。土曜の夜、アメリカが、世界が私が誰であるのかを知ることになる。楽しみで仕方ありません。」
https://www.youtube.com/watch?v=2YYvhBTe__w
プログレイス
「私の過去の試合をみてください。ジョシュより多芸多才です。リングで様々なパフォーマンスが出来ます。10試合あれば全部違ってみえるでしょう。私を研究したって無駄です。常にスタイルを変えることができるからです。しかしもちろん、ジョシュのことは尊敬し、最高の彼が向かってくることを期待しています。
アウェーでも自分のホームのように感じています。街では人々が友好的に接してくれます。試合は激しいものになるが今は快適です。
みんなテイラーをノックアウトできるのかと聞いてきますが、その必要はないとおもいます。圧倒的に支配し判定で勝てるように感じています。ジャッジは公平だとおもうので判定を盗まれるようなことは起きないでしょう。」
https://www.youtube.com/watch?v=ntb3PYgQU0s
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