イギリス/S・ミドル級王者
第8代英連邦/S・ミドル級王者
英国/S・ミドル級王者
第19代WBC世界S・ミドル級王者
カール・フローチ(英国)
Carl Froch
27戦26勝(20KO)1敗
スーパー6の一角、イギリスの刺客カール・フローチ。
初戦のアンドレ・ディレル戦はアグレッシブで勝り、的確性で劣り、見方によって勝敗の分かれる際どいものだったが、2戦目のミッケル・ケスラー戦で初黒星。
しかし逆にこの試合で意外なクレバー差を発揮し個人的評価は高まった。ケスラーの必至さに採点を奪われた印象があるがよりダメージを与えていたのは彼の方だ。
ややルーズなガードからガンガンパンチを飛ばす荒削りな印象だがパンチというか体が強く打たれ負けしない。根性勝負で相手をねじ伏せる強靭さを持っている。恐らくスーパー6で一番強靭であろうとおもわせる。
英国系のボクサーは打たれ強いというか根性や意地がすさまじいがこの男もその素質を体現している。
雑な印象を受けるが技術はしっかりしておりガードが下がるのは有効打を自分だけ当てる優位差と体力に自信があるからだろうとおもわれる。
ややダークホース的な存在だが底力が一番ありそうなので彼が優勝する可能性も高いとおもわれる。
人気薄、高倍率を応援したい自分にとっての裏本命である。