内モンゴルの冷血/孟繁龍(メン・ファンロン)

無視できないくらいの位置にきたので紹介しておきます。"Cold Blood=冷血”というニックネームだが、性格もそのボクシングもよくわかりません。顔で年齢も判断できないしとにかくミステリアスです。

ディノ・デュバ率いるダイナスティボクシングと契約しプロの道を進んでいる。孟は2008年から13年まで7年間、中国のナショナル王者であった。ロンドン五輪では2回戦で、銅メダルを獲得するヤマグチ・ファルカオに17-17、結果スプリットの判定で敗れた。

内モンゴル出身の孟は14歳でボクシングをはじめた。お気に入りのボクサーはロイ・ジョーンズ・ジュニアです。明らかに才能、技術の習得に優れ、中国の全国大会では9度も金メダルを獲得した。


「私の強みは、柔軟性があること、カウンターパンチャーであることです。自分の可能性を最大限に発揮するためにプロになることに決めました。」

孟は内モンゴルの赤峰市のハラ・ダイウォー郡で生まれた。米国で練習や試合をしていない時はそこで暮らしている。


「アメリカのプロのトレーニングは中国のアマチュアトレーニングよりも活気があります。集中してトレーニングに励んでいます。厳しいトレーニングも問題ではありません。目標を現実にできるとおもっているからです。」

https://www.youtube.com/watch?v=rFJKYWYUJR4

https://www.youtube.com/watch?v=5bfM5kS4mmw

最初はニセモノ、見世物かとおもっていましたが、モナコでフランク・ブグリオニに勝って、ブグリオニはこの敗北を最後に引退してしまいました。世界王者ほどの器ではなかったですが、いい選手でした。

孟繁龍の出身地、内モンゴルはモンゴルではなくあくまで中国の一部、自治区なのかもしれませんが、資源が豊富なのか今は昔の印象ほど貧しい様子もなく、出稼ぎで内モンゴルで一旗揚げる人も多いみたいです。しかし宗教も民族も言語も一体なんなのかよくわからないミステリアスな地域です。といっても日本よりずっと広いでしょう。

こんなところのようです。
こんなところで少年がボクシングを志し、中国王者となり、五輪に出て、プロになる
それだけで驚きだ。

しかも、思った以上に冷静で慎重でIQの高いファイトをします。

出世を急いだ村田は一区切り迎えてしまったが、ゆっくりキャリアを積んでいる孟繁龍はまだこれからが勝負と言えそうです。

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