ヘイ戦が皆が懸念してるような内容で幕を閉じ、ついに主要団体の王座すべてこの兄弟が制圧しました。
本場での人気はイマイチのようだけれど、タイソン以降最も高い壁として君臨する絶対的な存在のヘビー級です。
アメリカ黒人の低迷が久しいこの階級において一体誰がこの兄弟の壁を突破するのでしょうか。
以下尊敬するGOさんのブログからの引用
ウラジミール・クリチコ:
『見渡してみると、私と戦えるファイターはいるのかい?世界最高のPFPファイターと戦うとなると、もしかしたら、マニー・パッキャオへでも対戦を呼びかけた方が良いのかな。でもあまりのサイズの違いにミスマッチになってしまうしね。』
『私と戦えるファイターはまだいるだろう。ポベトキン、チソラ、ボイツォフ、フュリー。デビッド・ヘイは今は必要ないよ。彼はこのレベルでの戦い方をまだ知らない様だしね。彼はそれを理解していない。もっと良い試合が出来ると信じていたけど、実際は何もしてこなかったじゃないか。奴の暴言が全て奴に跳ね返ってきたんだよ。ジムでは凄い動きをしていたんだろうけど、真剣勝負の中じゃ心理的に無理だったんだろう。プレッシャーを感じていたんだろうね。』
となると…いよいよヘイは引退か。それとも兄貴へ挑戦か。
『エマニュエル・スチュワートとも話をしたんだけど、クリス・アレオーラも良いね。アレオーラは経験も積んできているし、最近はウェイトも落として凄く調子が良さそうだ。ニューヨークのMSGで試合がしたいね。あの観衆の前で又試合がしたいんだ。イブラギモフとブロックと戦ったけど、多くの人が集まってくれた。もう一度再現したいね。』
引用終わり
この中で出てきた名前ではボイツォフという選手が好みです。ヘビー級としては小さいですが力強いボクシングをします。
それと先日ヘビー級トーナメントを制した若手とかも面白いんじゃないでしょうか、これまた小柄な選手でしたが。
しかしクリチコと本当に戦いたい選手がいるのかどうか、ポペドキンしかりキャリアは積んでいてもいざ王座挑戦となると何かと逃げ回っているような印象を受けます。
普段あまりヘビー級の新鋭はチェックしてないですが北京で活躍したラキーム・チャキエフなどなど、新しい顔ぶれに注目するしかないですね。
南アフリカのコリー・サンダースは弟を完ぺきにKOしたし取りこぼしもあるし完全無欠では絶対ないはずです。
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