
今まではジョシュアよりかなり格下、次世代のヘビー級という立場だった2人だが、アンディ・ルイスの勝利で誰が頂点になってもわからない混戦模様になってきた。その中で筆頭といえそうなデュボアの試合を・・・
ゴーマンもアンデイ・ルイスに負けないややぽっちゃりのヘビー級、無敗の強豪だが果たして・・・
[st-card id=74482 ]ダニエル・デュボアVSネイサン・ゴーマン
超体格のビッグ3にサイズは劣るが
速くてキビキビしていてスキルフルでこっちの方がみていて楽しい。
ミドル級くらいのスピード感がある2人だが
デュボアの方がブレず軸がしっかりしておりスピードも上。
ゴーマンも速いが合わせるのが精いっぱい。
3回速くて鋭いデュボアのテンポについていけずゴーマンダウン。
デュボアは右を打ち込んでくるのでそこに左フックカウンターを合わせるしかゴーマンに策はない。
ここまで、ゴーマンが弱いのではなくデュボアが強い。
タイソン並の速さと勢いなのではないか
タイソンよりはワイルドではなく洗練されているが。
ゴーマンをロープに追い込んで
デュボアがどうやって仕留めるかという展開。
ゴーマンは攻めてくるデュボアにカウンターを狙う。ゴーマンもまだ速く鋭いがデュボアには劣る。
デュボアの右フック一撃でゴーマンダウン。レフリーストップ。
ゴーマンも速く鋭くいい選手だがデュボアが強すぎた。
ヘビー級ナンバーワンではないだろうか。
右がややフック軌道で脇が甘いのが気になるが、これは速い、強い。
ホンモノだ。ジョシュアより既に上だとおもう。
ジョー・ジョイスVSブライアント・ジェニングス
大事な勝負どころで勝ちきれないがヘビー級の高いゲートキーパー化しているジェニングスと
リオ五輪銀メダル、ジョー・ジョイスの対決。
ジョシュアの敗北でジョイスもイギリスの切り札的存在になってきた。
9戦全勝全KOだが中身のあるキャリアを構築している。
バタバタしているが自信満々で手数の多いジョイス相手にジェニングスやや劣勢も必死に返すパンチ
特に左ボディがジョイスを少し効かせたっぽい。
プレッシャーをかけて攻めているのはジョイスだが、守りが堅いジェニングスに手を焼く。
時折打ち返すジェニングスのパンチの方が効果的。しかし守勢なので英国でポイントはとれないだろう。
ジョイスは打たれ強いのかな、ジェニングスがブロッキングでジョイスのパンチを防ぎながら返す右ストレートが
直撃してもさらに攻撃を強めていく。攻勢はジョイスだがジェニングスに防がれ、自身は危ない被弾をしているがケロッとしている。
ジェニングスの方が守りが堅くクリーンヒットも多いが、ジョイスの方が手数が3倍以上ありポイントだと地元ジョイスという流れ。ジェニングスにパワーと積極性があれば勝てる試合だがそれが足りないのが限界か。ジョイスが勝っているのは手数、積極性だけだ。
どうやらその差だけで判定決着でジョイスだろう。ジェニングスは守備的でアウェーで勝てるファイトではない。有効なクリーンヒットは上回ったのに・・・手数が少なすぎた。
退屈な試合になってしまった。