現在地/那須川天心VSファン・フランシスコ・エストラーダ

日本人的には興味深い情報です。
4月開催予定とのことでエストラーダも自身のインスタグラムで、試合開催を報告したとのことなので可能性はかなり高いでしょう。

那須川天心
7勝2KO1敗 27歳

ファン・フランシスコ・エストラーダ
45勝28KO4敗 35歳 元2階級世界王者

これまた天心ファンには申し訳ないが、全盛期のエストラーダを知るマニアならばみんなエストラーダの勝利を予想するだろう。井上尚弥が深く関与することがなかったSフライ級で一時代を築いたレジェンドで恐らく引退後は殿堂入りするだろう元名王者。攻守老獪な技術に加え、根性があり恐ろしくタフで、私は彼をよくゾンビと言っていた。倒れない、決して諦めない。

井岡一翔が一番戦いたかったSフライ級の重鎮。

しかし年齢を重ね、階級を上げ、試合数も減り、若き新星のジェシー・ロドリゲス(バム)に世代交代されてしまった。スピード、テンポについていけず、ボディでKOされるという不倒の男とおもえぬ完敗であったが、一度は意地のダウンも奪った。バムにとっては過去一の勝利、ビッグネームだっただろう。

すべては今のエストラーダの仕上がり、コンディションにかかっているとおもう。

天心ファンに失礼を承知で言わせてもらうと

スピードは天心だが、天心のスタイル、パンチではエストラーダは絶対倒れない。
老獪で多彩なボクシングスキルは極上でキャリアもすさまじい。

ボクシングマエストロ(教授)のような引き出しの多さでエストラーダの貫禄勝ち

しかイメージ出来ないのだ。

しかし、それは全盛期のエストラーダの事であり、最近は2年で2試合しかしておらず、バムに負けて再起戦で格下に判定勝利の35歳の元フライ級上がりのバンタム級という現在地では何が起きても不思議ではない。バンタム級ではさすがに小さくパワーも脅威ではないだろう。

しかしエストラーダ自身も望んだ久々の注目試合であり、バンタム級初挑戦であり、日本開催(おそらく)となるといいかげんなコンディションでは臨んでこないとおもわれる。彼はいつも最高のコンディションで決して諦めない強靭なメンタルを持っていた。下手な試合はしないだろう。

天心が勝つには己の強みを生かしたスピード差での判定勝利しかないとおもう。
いくら老雄とはいえ、エストラーダをKOすることは不可能だ。

数ラウンドみれば十分だが、私はエストラーダの勝利を予想する。

全盛期の片鱗が少しでもあれば、井上拓真でさえ話にならない、井上尚弥と勝負論があったくらい、ロマゴンやシーサケットを破った実績のあるレジェンドだから。

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