
3月13日に3大タイトルマッチが決まったようです。豪華ですが、マニアな私は2月1日に迫ったこの試合が最大注目です。
ベナビデスがデカくみえるでしょうが、実際の身長差はないな。
モレルの勝利を予想していますが、外したって楽しめます。
前座にはフルトンVSフィゲロア2があります。安易ですが、フルトンが勝ったら井上もフェザーは余裕ということです。
寺地拳四朗 vs ユーリ阿久井
WBC王者とWBA王者の統一戦。もったいないというか、両者王者としてもっと見続けていたい、活躍して欲しいのが本音ですが、両者の姿勢は素晴らしい。
ユーリ阿久井の方がパワーもフィジカルも強いとおもうが、世界戦は判定続き、スキル、スピード、リズム、テンポで寺地拳四朗の総合力が上回るとみる。クリストファー・ロサレスとの試合も接戦ではなく段違いの差をみせた。ユーリ阿久井がロサレスの相手だったとしたら接戦になっていた気がします。
総合力は寺地が上、オッズも有利で間違いないが、ユーリ阿久井はかなり芯が太く逞しいのでそこだけ不気味です。KO勝ちなら阿久井もアリですが、過去2戦KO出来ていないのに寺地には難しいだろう。
もう33歳の寺地には本当は統一戦といわず、さらに階級を上げてバムを目指して欲しかった。本人は井岡とやりたいとかバムとやりたいと言ってますが、残された時間はそう多くはないだろう。
アンソニー・オラスクアガVS京口紘人
よりパワーがありフィジカルが強く本格的なのは王者のオラスクアガで、オッズも有利だろう。年齢的にも京口にとって最後のチャンスかもしれない。京口が不利という試合は寺地戦とこの試合だけだろう。
ビンス・パラスという選手に大きく進路を狂わされた京口はその経験が糧になり、より賢く強くなっていれば勝機もある。両者のファイトスタイルからして、オラスクアガはKO狙いのバチバチ、その圧力を封じ込めるのが京口の戦術になっていくだろうが、彼も打ち合いが身上なので必ず激しい打ち合いになっていくだろう。
両者の違いは経験値、案外オラスクアガの弱点はボディかもしれない。京口には強い左ボディがある。どちらにも勝機はあるが、個人的にはやっぱりオラスクアガ。Sフライでもやれそうなフィジカルがあるから。
岩田翔吉VSレネ・サンティアゴ
世界2位とのことだが、13勝9KO4敗と平凡な戦績です。観てみるとオーソドックスでキレイなスタイルでいい選手ですが際立ったものは感じません。岩田ととてもよく似たスタイルに見えます。
このあたりと互角の内容をみせるのか圧倒するのかで岩田という選手の見方が変わるだろう。素晴らしい選手にみえるが際立ったものは感じないというのは、この挑戦者と同じ印象です。