粟生vsレイムンド・ベルトラン

粟生のライト級王座決定戦が決まったもよう。メイVSパックの前座とのことだが、日付が違う前日。
前日から祭り気分で盛り上がっているのかな?
やりがいのある舞台といえます。

レイムンド・ベルトラン
29勝17KO7敗1分

おなじみというか、ここ最近世界戦をしているベルトラン、戦績悪い雑草選手ですが強いです。
不当判定で負けにされた試合が多く、実質3敗くらいではないでしょうか?
元王者リッキー・バーンズにはダウンも奪いドローにされましたが圧倒的に勝ってました。
その後のテレンス・クロフォード戦では負けない試合ができる相手に判定を落としましたが健闘が光りました。

ライト級でかんばしくない粟生にとり、かなり厳しい相手といえますが、この相手とベルトをかけるのであれば逆に美味しい。

雑草選手のベルトランだが、荒くれファイターではなくボクサーファイターでなかなか上手い。
アップライトで直線的だが、プレッシャーが強く前に出ていくタイプ。
メキシカンにしてはパンチがコンパクトで連打が効く。ボディからの攻めが上手い。パンチは重そう。
パワーもタフネスもかなりある。
しかし脚はなく同じところで動きのないスタイルなのでパンチが当たらぬことはない。

絶好調の粟生であれば、ベルトランはターサクっぽいスタイルの選手なので完封できるかもしれない。

正面衝突の打ち合いに強いベルトランのボクシング、超直線的な選手なのでかみ合わぬ相手ではないだろう。

粟生としてはスピードもテクニックも負けてないのでよく動きポイントメイクしていくことが必須だろう。
打ち合ったら潰されそうです。

ボロ負けも考えられるが、好調時の粟生の動きのよさ、唸るディフェンスなどいいものはもっており案外好きだったりする。
首も太くて打たれ強さもある。ダウンはみたことがない。

キレキレのコンディションで臨めばポイントアウト、もしくはカウンターを当てやすいスタイルではあるので電撃ダウンも奪えるかもしれない。

リッキー・バーンズは直線的で打ち合うスタイルだから捕まり倒された。
粟生はもっとリングを広く横につかう必要がある。
バテてクリンチばかりになるとつまらないけどクリンチももはやお家芸といえる域だ。

強い相手だがこれで勝てなければライト級の王座は遠い。チャンスだとおもうので最高のコンディションで魅せて欲しい。

[youtube]https://youtu.be/VTMGdEwa29g[/youtube] [youtube]https://youtu.be/jC986nyn2fg[/youtube] [youtube]https://youtu.be/dcsgrSjuZlE[/youtube] これは完敗

[youtube]https://youtu.be/tt0HBZkm9NQ[/youtube] これは完璧

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