不完全ガイド:アメリカ①

いきますアメリカ!登録プロは3000人超!!
当然一回では終わらないし、王者は省きます。一回目は既知の選手ばかりかもしれません。
ジェルボンタ・デービスでさえ、24位にランクされているくらいの人材の宝庫。国内だけでなく世界各国から有望な選手が集まるのとそれを支える環境が整っているのでしょう。強くなりたいならやはりこの国だ。

Errol Spence Jr
エロール・スペンスJr
21勝18KO
ウェルター級

ブルックへの挑戦が決まりました。
サーマンも絡めて、ウェルター級の頂上決戦だとおもいます。
差を出して勝つことができればこの男がウェルター最強だろう。

Marcus Browne
マーカス・ブラウン
19勝14KO
ライトヘビー級

ロンドン代表。一回戦でオーストラリアのダミアン・フーパーに惜敗。
フーパーは2回戦で金のメコンツェフに負け。
スティーブンソンとの対戦を目指しているしもう指定席だが、エレイダー・アルバレスもいるし
スティーブンソンは別の相手を選びなかなか受けてくれない状況。

Joseph Diaz
ジョセフ・ディアス
23勝13KO
フェザー級

ロンドンバンタム級代表。いつもキューバのラザロ・アルバレスが天敵だった。
現王者のオスカー・バルデスを下したこともあり、いつでも挑戦圏内だし勝ち負けになるだろう。
オラシオ・ガルシアに明確に勝って最終テストもOKでは?

Sergiy Derevyanchenko
セルゲイ・デレビヤンチェンコ
10勝8KO
ミドル級

ウクライナ人だが米国で活動。最近相手レベルも内容も申し分ない。
完成度では村田より上に見えるが、サイズ、パワーがミドルだと平均以下なのかもしれない。
懸念はそこだけ。

https://youtu.be/vhbl9UD29Ec

Immanuwel Aleem
イマニュエル・アリーム
17勝10KO1分
ミドル級

無名だったがキトロフをKOしてホープに浮上。
記録は知らぬがアマチュア上位だったことは間違いなく、だからアル・ヘイモンの選手なんだろう。
キトロフを完璧に効かせたおもいきりのよさと効かされても耐えた精神力で王座挑戦して欲しい。
次もサバイバルマッチだったら痺れるけど険しいな。

Frankie Gomez
フランキー・ゴメス
21勝13KO
ウェルター級

Sライト級なのか、ウェルターなのかはっきりしない。試合も少なめ。
クロフォードやウェルターの王者を凌駕するかもしれないポテンシャルをみせる。
何でもできるがメリハリがなく凄いのか眠いのかわからないボクシング。
個人的には個性的なので注目している。

Erickson Lubin
エリクソン・ルビン
18勝13KO
Sウェルター級

たしか元々米国人ではなかったような気がする。
浅いキャリアでキューバのヤスニール・トレドというトップアマを破り注目された。
練習だと怪物的に強いらしい。

これまでも、どこかスローで横の動きに乏しいが圧勝ばかりである。
ナチュラルパワーや勘がよさそうで本番に強い天才肌かもしれない。洗練さは感じない。

Michael Hunter
マイケル・ハンター
12勝8KO
クルーザー級

ロンドンヘビー級代表。初戦でベテルビエフに敗れた。
次にオレクサンデル・ウシクへの挑戦が決まった。
米国では無敵だけど国際舞台で結果を出せない殻を破れるか?
ベテルビエフも髪形が普通だと怖くないですね。

Manuel Avila
マニュエル・アビラ
22勝8KO
フェザー級

キューバのサリナスら、堂々のサバイバルを勝ち抜いて無敗を堅持。
小國あたりとやりたいだろうし勝ち負けになるレベルかと。
サリナスだってそのくらい強そう。

Eddie Ramirez
エディー・ラミレス
16勝11KO
スーパーライト級

ゴールデングローブチャンピオンクラス
無敗選手との連戦を経てまさにサバイバルモード
堂々と挑戦できるレベルにはあるとおもうが戴冠はきついかな。

Jose Carlos Ramirez
ホセ・カルロス・ラミレス
19勝14KO
スーパーライト級

ライアン・マーティンやロバート・イースターを制して彼がロンドン五輪ライト級代表だったっぽい。
2回戦でウズベキスタンに負けた。

この男こそ米国ライト級のトップアマでありロマチェンコと試合をした事も。9-16
注目しておこう

Rob Brant
ロブ・ブラント
22勝15KO
ミドル級

数々のナショナルタイトリスト。それ以上の実績は知らない。
村田とやる話もあったような。
このくらいの強打者とやった方がよかった。

Sean Monaghan
シーン・モナハン
28勝17KO
ライトヘビー級

挑戦者が指定席にたくさんいるスティーブンソンが選んだ男。
35歳でしぶとく無敗を堅持してきたが、スタイルはAアブラハムのようなどっしり型。
緩い相手と踏んで選んだんだろうが、モナハンが左対策をしてジワジワやれば
スティーブンソンを攻略できるかもしれない。
タフネスがありそうだ。

https://youtu.be/lOOIgxzCxMM

まだまだいるので次回にしておきます。2回でも終わらないでしょう。
基本、全勝の人を取り上げているが1敗の選手も多くいて、誰に負けたか調べると、これまたホープだったりで実力者のサバイバルが半端ない感じです。
次回以降や、そこに怪物が潜んでいるのでは?

米国の選手は情報も映像も比較的あるので、興味を持ったら深く掘り下げてみてください。
多いので、選手個々の技術とかに触れず俯瞰しただけに終わりました。

上記の中で注目は

フランキー・ゴメス
ホセ・カルロス・ラミレス

次回もお楽しみに・・・

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
0
いいね
いいね
0
ハハハ
ハハハ
0
うーん
うーん
0
がっかり
がっかり
0
最低
最低
0
コメント一覧
  1. ボクシング動画配信局を最近知って、ずっと読みふけってますよ。
    今まで読んでなかった事を後悔です。本当楽しいです、このサイト。
    このサイトには自分の知らない良い選手がいっぱいで読む度に発見があります。

    >プクーさん

    女子ボクシング創設の際にアマスポーツ規定の参加人数に引っかかるとかで
    階級削減だったのですが、それにしても伝統の「フェザー級」を削るとか。
    バランス感覚に欠如した人達が上にいて、おかしな事ばかりやっていて・・・
    アマの選手達は皆機械のように精密に指導者達が作り上げて来ているので、
    舞台がこのお粗末さではせっかく作り上げられた選手達が不尊に扱われ無念です
    国際大会に出てもロビーでの力がない国や選手はありえない仕打ちをされる事も度々。
    昨今アマからのプロ転向がこれまで以上に続出しているのも背景がある訳です。
    世界選手権や五輪までたどり着くだけでも奇跡みたいなもんですから、
    MコンランやGラッセル弟が憤るのは当然です。

    0
    0
  2. 世捨て人さん

    素敵な名前ですね。

    なるほど、そうなんですね。
    ネットで調べきれませんでした。
    エロール・スペンスはウェルターなんですね。

    バンタムからライト級にジャンプアップするのに

    ライト
    ライトウェルター
    ウェルター

    とここは細かいですね。

    少しはいましたが、軽量級をやはり軽視している感じで
    だから日本と米国対決が少なくて日本も世界のベルトが狙いやすいのかなぁと。

    ジョセフ・ディアスVSマヌエル・アビラ
    だって。本場はすごいや。

    0
    0
  3. 名を改めて世捨て人です。

    ホセ・カルロス・ラミレスは五輪ボクシングではL級ですが、
    プロになってからはビルドアップして上げましたね。
    イースターJr.はアマLW級だったので関係ないです。
    アマは当日計量なのでプロより一つ上を選んでる事のが多いですね。

    五輪選考会が幾つかあって、イースターJr.は
    ライアン・マーティンには早い段階のトーナメントで勝ちましたが、
    最終予選前にはデュラン・カフェロに負けてます。
    まぁこれも途中で負けてしまってますが・・・ほんと恐ろしい世界ですわ。
    LW級米代表はプロ行ってシャフィコフにのされたジャメル・ヘリングでしたね。

    0
    0
  4. フランキーゴメスいいですねぇ。でも、性格、素行に難あり?メイやブロナーしかりアメリカは多いですね。犯罪を肯定するわけではないですが、どこか尖った、突き抜けたボクサーの方が面白いと思う自分もいます。

    0
    0
  5. ゴメスはセンスも感じて非常に面白いですが、性格なのか雑な感じを受けます。王者にまでいくかは疑問かも。アリームは、ホンモノかもと思っていたキトロフとあの試合。面白かったですが
    キトロフの現状での限界を見たようなシルバー王者までと見えた試合でした。アリーム、キトロフ対策をしていて見事でしたが被弾も多く、負けるなぁと思っていました。ただ無茶苦茶思い切りのよいパンチ。今後に期待したいですね。ミドル級、じわじわと世代交代か。でもチャーロに勝てるとは思えないですね。すごいサバイバルですね、本場は。100mの五輪予選全米選手権みたいです(笑)。
    次回、さらに期待してます。

    0
    0
  6. いや~やはり桁違いのボクシング王国です。日本人が勝てるはずない次元。犬で例えるなら柴犬とドーベルマンの差がある気がします。時に三浦のような秋田犬が噛みつくこともありますが。
    それでもやっぱり日本人としてこんな化け物たちに噛みつく日本人を期待してますが…。
    個人的にはヒトロフ喰ったアリームの今後に注目してます。他にもいっぱい凄いのだらけですが…。

    0
    0
  7. ジューさん

    王者になりたいならじゃなくて強くなりたいならこの国
    と言った理由がここですね。

    隙間挑戦とかあまりないですね。

    世界前にサバイバルマッチで20戦程度というのは普通のようです。

    やっぱり楽しいです。

    0
    0
  8. デレビヤンチェンコ攻撃的で好きな選手です。WSBでカスターニョに負けてますが、それ以外は負けてないですよね。ただ私もサイズ的にはミドル級では厳しいのではと思います。一階級落としたほうが、いいのではないかと。もちろんあの階級も化け物だらけなので厳しいとは思いますが。フランキーゴメスも攻撃的なファイターでべナビデスとともに期待してるんですが、体重超過やコカインなどでブランクを作ってるのが残念ですね。べナビデスも暴漢に銃で膝撃たれてから音沙汰なしですし。アメリカ層が厚いのでもたもたしてるとあっという間に若手に抜かれてしまいますよね。スペンスJR、男気溢れるマッチメークですね。いきなりブルックに当てるプロモーターもすごい。ハイリスクハイリターンですが、ボクシングを愛する者からしたらこの強気の姿勢がたまらない!この辺は期待の選手を一番弱いチャンピオンにぶつける日本勢とは違いますね。

    0
    0
コメントを残す

※相手に対し失礼だとおもわれるコメントは削除される場合がございます。

おすすめの記事