コロナの影響もあってか、みんな強敵よりもお金を求め出している気がする。
スペンス、クロフォード、マイキー、みんなパッキャオを第一候補に変えた。
ジャメル・へリング
「過去一番厳しい相手はデニス・シャフィコフ戦だ。あれは地獄だった。トレーニング不足で3週間くらいしか練習しなかった。当時自分は無敗で何でもできると過信していたけどシャフィコフがボクシングの高いレベルを教えてくれた。伊藤には失礼だが、伊藤との試合はシャフィコフ戦ほどタフではなかったよ。
俺はロンドン五輪代表だけど、ロマチェンコと戦ったことがないんだ。同僚のホセ・ラミレスが戦っていたね。彼はスーパーフェザー級に落とすといってるから、機会があればやってみたいね。」
伊藤残念、ヘリングというのは逃げ腰のアウトボクシング、テクニックを崩して、地獄のインファイトで潰すのが攻略法だ。KOで倒して攻略するタイプだ。
シャクール・スティーブンソン
「レオ・サンタ・クルスと戦いたい。彼は「タンク」と戦いたいようだがタンクがスーパーフェザー級に落とせるとはおもえない。俺とやればサンタ・クルスは丸裸にされるよ。俺のスタイルは彼にとって完璧すぎる。サンタ・クルスは俺のことを追いかけるだろう、俺は奴の目の前にいるよ。でもイージーだ。奴はパワーレスだ。12ラウンド立っていられないだろう。サンタ・クルスは名前だけはあるからね。実績もあるから俺にとっていいキャリアパスになる。「タンク」ができなければ俺がやりたい。「タンク」が試合を受けてサンタ・クルスに勝ったらもう興味はないね。」
サンタ・クルスはキャリアパスに最適とみんなにおもわれている。
本人は意地をみせるのか、終活一直線なのか。
フェルナンド・ベルトラン(ムンギアのプロモーター)
「私たちの夢は、ムンギアVSカネロだ。ムンギアはカネロに人生を賭けた戦いを与えるだろう。ベストになりたいのであればベストと戦わねばならない。次はゴロフキンでもいい。ミドル級のベストと戦わせたいんだ。レイノソ(カネロのコーチ)はムンギアは経験不足だからやらせるつもりはないと言っている。彼はカネロのキャリアの管理をよく知っているんだ。でも忘れないでくれ、ムンギアはまだ23歳だ。急いではいない。より強く、より健康になっている。ムンギアはテストを着実にクリアしているんだ。カネロの事は尊敬しているが、メキシカンクラシックの歴史を知った上で言っている。ベストはベストを乗り越えていく。それがムンギアだ。」
ガチでみてみたい試合だ。
ムンギアの方が大きい。しかし最近までスーパーウェルター級とライトヘビー級だった。日本では長谷川穂積と井上尚弥が戦うようなものか、実現はしないだろう。
レオナルド・エレルベ(メイウェザーPM CEO)
「ジャーボンティ・デービス(タンク)がサンタ・クルスと戦うためにスーパーフェザー級に戻すことは問題ない。彼はいつもジムにいてよくトレーニングしています。プロとしての規律に目覚め、サンタ・クルスとの試合にエキサイトしています。彼は何度か計量ミスをしてきたが、若気の至りで全ては学習曲線だ。今ではプロとしての自覚が芽生え、規律を守っているよ。」
本当かな、とても魅力的なKOファイターだけれども、歴史は繰り返すならジャーボンティ・デービスは危うい。そして、そのインパクト抜群な強さのわりに本当の勝負をしない。(安パイばかり)
テビン・ファーマー
「ジョセフ・ディアスと再戦しタイトルを取り戻します。1月30日の俺は最悪で、それでも序盤は俺が優勢だったから、ディアスが再戦を受けてくれるとはおもえない。でも再戦条項という契約がある。再戦で間違いなく勝ちます。カットが影響した。すごいいい条件の話がない限り、次はディアスとの再戦です。」
そういえばIBF王者はファーマーからディアスに変わっていたな。どっこい、決め手のない王者同士だが、対抗王者も強力ではないので、ジョセフ・ディアスが地味ながらナンバーワンかもしれない。
ジャーメル・チャーロ
「エリクソン・ルビンが俺と戦いたがってるけど、一度勝った相手と再戦はしたくないよ。俺は前進あるのみだ。どうして後退しなきゃならないんだ。トニー・ハリソンとももうやりたくないね、決着はついた。ルビンは世界王者になれるとおもうよ。でも俺はゴメンだね。前に進みたいんだ。」
勝ち逃げ、しかし逃げても許される圧勝劇だった。
チャーロには、ジェイソン・ロサリオやイスマエル・マドリモフと戦って欲しい。
ジャレット・ハードはどこに行くのだろう?スーパーウェルター級は実力者ばかりなのに冴えない。
アンドレ・ウォード
「テオフィモ・ロペスとワシル・ロマチェンコの統一戦はコロナウィルスの影響で延期になったけど、無観客ではやりたくないというロペスの意見を尊重するよ。最強、最大の試合なんだ。ボクシングが再開してもすぐに対戦せず、チューンナップを挟むべきではないかな。」
問題はブクブク太る、ロペスの時間だろう。テオフィモ・ロペスはミドル級でロマチェンコはスーパーフェザーに下げることも出来る。そのフィジカル差だけが試合を興味深いものにしているのだが。
デリック・ジェームス(エロール・スペンスのトレーナー)
「スペンスVSクロフォードはボクシング界最高のカードだけど、それに見合う金がまだ用意できていないんだ。コロナウィルスの影響で、ギャラは下がるだろうし、両者を満足させるほどの条件が成立しない。
しかし最終的には実現させたい。クロフォードが次に戦うといわれているケル・ブルックは、このあいだのエギディウス・カバリャウスカスより強いとはおもわないけど、ずっと両者が勝ち続けていくなら、試合は実現するだろう。しかし誰がわかると言うんだ?」
金はあとからついてくると考えて今やっちまおう。
ピークが過ぎるぞ。
ジュリアン・ウィリアムス
「ジャーメル・チャーロVSジェイソン・ロザリオは五分五分だろう。そんなに差はないはずだ。両者ともに無敵ではないし。良いゲームプランを遂行したほうが勝つだろう。」
ロザリオの強さに驚き、即時再戦を保留しているウィリアムス。
しかしロザリオは敗戦もある格下ランカーで、急成長してきたアンダードッグのドミニカンだ。本格的にどこまで強いのかはまだまだわからない。ドミニカンは才能があっても長続きしない。
カレブ・プラント
「色んな関係者が言い訳をして、統一戦の邪魔をしているが、俺はあくまでWBC王者のデビッド・ベナビデスと戦いたい。」
プロモーターの発言などで両者の統一戦の話は全く進んでいないようだが、ハイリスクローリターンなデビッド・ベナビデスをカネロより優先するプラントを応援したい。
コロナの影響もあってか、みんな強敵よりもお金を求め出している気がする。
スペンス、クロフォード、マイキー、みんなパッキャオを第一候補に変えた。