WBCのフェザー級タイトルを持ったまま、Sフェザー級の決定戦に出るバルガス。体格はここでもデカく、36勝22KO無敗の記録は見事でも、接戦の判定続きでインパクトは弱い。
同胞のエマニュエル・ナバレッテと同じSバンタムからの3階級制覇を目指す。
対するフォスターは19勝11KO2敗と戦績では見劣るがここまでのキャリア、過程はなかなか立派だ。
前戦ではタジキスタンの無敗プロスペクト、ヤクボフを大差で下した。
フォスターは速いので、バルガスに初黒星がつく可能性もある。
バルガスは体格を生かしたスタイルで判定逃げ切り型になりつつあり、Sフェザーではそれが益々顕著だろう。フォスターにはKOかダウンが欲しい。フォスター応援で行こう。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
バルガス | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 110 |
フォスター | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 118 |
1R
スイッチヒッターのフォスターはオーソドックスから。
バルガス背が高いがSBの頃のようなひょろひょろ感はない。適正か。
バルガスの方が大きく威圧的だが、パンチを当てたのは
フォスター10-9
2R
フォスターのボディでバルガスが倒れるがプッシング。
バルガスが威圧しているようでいてパンチを当てているのはフォスター。
バルガスのパンチは空転している。
このあたりがジャッジにどうみえるか
しかしバルガスが積極性で上かな
バルガス10-9
3R
バルガスが大きくて遠いのでフォスターは手を焼いているがパンチはみえていて食わない。
バルガスの派手目なパンチよりもフォスターの小さなパンチの方が当たっている。
バルガスは左目尻を切ったかな
フォスター10-9
4R
まだペース争いだが、フォスターの方が見切りがよく有効打を当てている。
バルガスは迫力があるようにみえるが、当たっていない。いつものこと。
フォスターのコンパクトな右ストレート、左フックのタイミングがいいが手数が少なく優勢というほどではない。
バルガスの方が攻めるもフォスターの方が正確。
フォスター10-9
5R
バルガスの積極性か
フォスターの正確性かで割れる展開。
フォスターはバルガスを見切れているが、守りに忙しく、攻めきるところまではなかなか出来ない。
バルガスは攻めの姿勢を崩さないがとにかく当たらない。
バルガスの動きが派手だが、フォスターが見切っているようにみえる。
フォスター10-9
6R
距離があるので打ち合いにならず均衡が崩れない。
フォスターの守備がいいが、攻めの印象が薄い。
もうフォスターがバルガスを見切って、有効打をぶち込むだけだとおもうがなかなか簡単ではない。
フォスター10-9
7R
フォスターはこれで勝てるとおもって無理をしないのかな。
バルガスは威圧的なのは変わらないが、正確性で劣りパンチが当たらない。
フォスター10-9
8R
バルガスの試合はいつも、大きくて迫力あるが緻密さに欠け迫力だけで判定勝ちというのが多かったが、今日は通用しないかな。
フォスターに見切られており、劣勢にみえる。
しかしフォスターは無理をしない。バルガスに合わせて対応しているだけで明確に圧倒したラウンドはない。しかし守備がよく余裕がある。
メキシコ贔屓ならバルガスにつけているジャッジもいるかもしれないがフォスター優勢にせざるをえない内容。
フォスター10-9
9R
バルガス、何かを変えていかないと厳しい。
フォスターは今のところ、そつないがつまらない。
圧倒しているわけではないから会場はポイント拮抗している。
フォスターがジリジリ前に出る展開に変わったが手数はバルガス。
バルガス10-9
10R
バルガスはパンチが当たらないが必死に手をだす
フォスターはパンチを当てさせないが手数が少ない。
会場は85-86と拮抗
若干もどかしい。
フォスター10-9
11R
フォスターにダメージなく余裕を感じるが
ジャッジやファンの見方でポイントはわからない。
フォスターはもっと圧倒しないとジャッジに泣く可能性もある。
フォスターが前に出るが、手を出すのはバルガス。
バルガスはもう余裕がない。
必死に攻勢をアピールするだけか。
フォスター10-9
12R
フォスターにダメージが少ない
打たれていないという点で有利だとおもうが
リングジェネラルシップだけはバルガス。
フォスターは反射神経がいいが、攻撃の意識やバリエーションに乏しくやや退屈。
しかしバルガスに初黒星をつけるのは恐らく確実だろう。
フォスター10-9
116-112
117-111
119-109
フォスター
ジミーレノンがSバンタム級王者と間違えて読んだ。