ワタナベジムのマッチメイクに失望し生観戦もお断りしTV観戦もしませんでした。
結果を知り動画確認しただけです。悪しからず。
初回に被弾しペースをとられ、冷静になりきれなかったのでしょうが、コラレスの強気発言の裏でマネージャーは
「ライオンの檻に入れるようなもの」正直実力差はかなりある
と内山を評価していました。
挑戦者の姿勢としては若さ、速さ、自分の良さを序盤から出していけるところまで飛ばしていくしかなかったのでしょう。
スタミナも持たないような減量と増量でしたし。しかしそれが正解でした。
右ガードの低い内山におもいきり左をあわせる度胸と踏み込み
負傷引き分けに終わったファレナス戦も同じような速いサウスポーでした。
内山が衰えていたわけでもないし再戦したら勝てるでしょうが、これがこの盤石王者の死角、弱点でしょう。
最初のダウンでほぼ勝負あり。ジョムトーンのように初回に歯車狂い自分から前に出るしかないところで食った強烈パンチ。
立場を変えて同じような展開でやられました。
マイP4Pでもこう自分は書いている。
先にいいのを食ったら終わりなガラスのアゴだとはおもうがそれ以外は危ないところがない。
窮地に立った経験も少ないので効いた後のごまかし、いなしも上手くはなかった。
超強打者だが同時に効きやすい特徴がある。
これはたぶん、クリチコやセルゲイ・コバレフあたりも同じで彼らの唯一の死角も同じようなものでしょう。
それが、ロマゴンやGGGにはない。
何もできず負けて悔しいだろうし肉体的な深いダメージもないだろう。
ダメージだけなら三浦の方が100倍深刻だった。
再起は十分可能だが、心のダメージ、モチベーション維持が大変だ。
次に米国でフォルトゥナと、記録がかかる14度目は日本でとらせてあげたいと言っていたワタナベ会長の皮算用は幻想と化した。
もう、変なこだわりも記録も関係ない。
続けるならジムを移籍するなり、やり残した自分の望む道のみ歩むべきだ。
コラレスは最高のパフォーマンスを演じたが、これと似たタイプのフォルトゥナの方がさらに強い。
この日の内山の対左対策ではフォルトゥナとやっても危うかったろう。
減量苦が伝えられたコラレスはリバウンドもすごくスーパーウェルター級67キロはあったとのこと。
KO率の割にハードパンチでスピーディーだったのは短期決戦、前半勝負だったのだろう。
挑戦者らしい強襲であった。
陣営はそこまで読んでいただろうか?
コラレスは短命に終わると予想する。
https://www.youtube.com/watch?v=7196ZhkObOc
その他試合は未観戦につき・・・