
英国のオッズでは50-50であるという。キャリアのニエテス、アローヨ戦で世界に3階級王者に恥じない実力を披露した井岡。陣営の戦術、準備が結果を分けるとおもわれる好マッチメイクだが、やっぱり個人的には老獪なニエテスの6-4くらいで当日を迎えた。上手いですもん。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ニエテス | 9 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 114 |
井岡 | 10 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 114 |
これがマニア的本日のメインです。
SuperFlyとは真逆のお寒い会場で両者4階級制覇を賭ける。
たぶん井岡は過去もっとも寂しい会場だ。
今観てるストリーミングでは舞台裏、マイクチェックまで流れています。
内山、内藤、入りました。
カンペの光が影になり見えないそうです。
リハーサル中、バリバリ舞台裏映っちゃってますが、いいんですか。内藤ボケてます。
TBSのアナウンサーにニエテスがいかに強いかを説明している内山、紳士です。
さあ、たぶんニエテスはスロースターターだ。
1R
最高度な偵察戦だが
先手で攻める井岡のボディが有効か
レベルが高い。
井岡10-9
2R
かなり高度な技術戦だ。
互角だがニエテスは井岡くらいのパワーは苦にしない感じで
余裕を感じる。アッパーがよかった
ニエテス10-9
3R
素晴らしい試合だ。
互角、引き分けといいたい。
井岡の右ボディストレートがいいが
ニエテスのアッパー左フックが鋭い
井岡10-9
4R
内山も内藤も互角という試合。
ニエテスの方が怖いパンチがある。
やっぱりニエテスのコンパクトなフック、アッパーが鋭い。
高度に噛み合った白熱した試合。
ボディは井岡がいい。
ニエテスのボディワークと一体化したフック、アッパーが上手い。
前半ニエテスだったが後半井岡が効かせたかもしれない。
ニエテス10-9
5R
マニア的には年末に最高レベルの試合だ。
両者にとり過去最強ではないかな。
そういえばここまで両者にスピード差を感じない。
少し井岡が足を使って距離を作る。
そうなるとニエテス少しついてこれないか。
これぞ、世界戦というべきレベルの高さ
ニエテスは違うなぁ。
ニエテス10-9
6R
実質ここまで差はない。
勝者も敗者もいない。
ここからが勝負だ。
一発はニエテスの方がある。
よほどのカウンターがない限り、慣れてるニエテスは倒れないだろう。
負けないけど引き分けの多いニエテス
このままでは引き分けか
有効打の多い
ニエテス10-9
7R
とても拮抗しているがパワフルというほどではないので
深いダメージもなくシーソーゲームだなぁ。
ギアを上げれるのはどちらか。
ほぼ互角だがニエテスのパンチの方が打ち抜いてくるので鋭いかなぁ。
ニエテス10-9
8R
ニエテス少し狙っているのか
拮抗しているようで井岡のうち終わりを狙っているだけで
攻めていくのは井岡。
しかし効果的に当ててるのはニエテスな気がするが
井岡の積極性が上回った?
井岡10-9
9R
ニエテスは分析したのかな。
カウンターを狙っている。
一発のクリーンヒットで優劣、趨勢が決まってしまうだろう。
狙ってる分ニエテスの手数、運動量が落ちた気がする。
井岡10-9
10R
井岡が横に動きニエテスが追う。
若干ニエテスのパンチが大きくなる。
そこに井岡の右
お互いパンチが届かない距離からの攻防は
井岡の足とジャブがコントロール
井岡10-9
11R
ダメージ的にはダウンはなさそうだ。
どっちが有効打を多く当てるかだ。
自分の採点がどうなってるかわからないがここまで互角だ。
まだ初回のような両者の動きだが、井岡の右がクリーンヒットした。
この試合一番のクリーンヒット
井岡10-9
LAST
ニエテス陣営も勝ちを確信していないから
少し強引になる。
そこを井岡のクリーンヒットが捕らえる。
そんな11ラウンドだった。
打ち合いではインからのニエテスのアッパーが有効。
最後はニエテスの精度がほんの少し上か
ニエテス10-9
これはジャッジ次第だろう。
優劣がつけられない。
引き分けだ。
これで勝敗が決まるとしたら残酷だ。
両者、実力拮抗しすぎて共に疲労っはあっても打たれたダメージは少ないだろう。
私は引き分け
118-110
112-116
116-112
ニエテス
負けて恥じる内容ではない。