敗者の逆襲

井上尚弥の次戦、ナルバエスとの再戦ともデビッド・カルモナとの指名戦ともいわれている。
どちらも微妙だが、今はただ、短いスパンで数多く試合をこなすべきで相手を選んでいる場合ではないのかもしれない。
長く試合が決まらないよりはずっとましだ。

デビッド・カルモナはワルリト・パレナスと井上尚弥の長期離脱のベルトをかけ引き分けた選手。
パレナスのパワーに押され気味も丁寧なボクシングで持ち直したような試合だった。
オマール・ナルバエスに7回KO負けも経験している。

井上にとっては肩慣らし以外の何物でもないレベルといえよう。
それだけに決まれば秘策を用意して臨んでくるはずだ。

一方のナルバエス、まだオプションが残っているという理由だろうか?
井上戦後再起に成功し2月にも試合予定があるようだが、この40歳になる古豪、初戦の負けからどんな覚悟、勝機を見出して再戦を目指しているのかわからない。
一方的なフルボッコに対する己のプライドのみがモチベーションだろうか?

地球の反対から遠路はるばる再来日するナルバエスが起こすことといえば
ノニト・ドネアに敗れた時のような鉄壁ガードの鬼と化し、序盤の井上の勢いを凌ぐことが精いっぱいとおもわれる。

井上の唯一未知数な点は長期戦だからそういう展開の中から歴戦のキャリアを引き出していくしかないであろう。

両者とも勝機の薄い井上との戦いを本気で目指しているのだとすれば、その勇気、決意はどこから出て何を根拠に戦うのか

そこにしか見どころはないが、それこそがボクサーの戦う理由なのだから敬意を払って見守ろう。

[youtube]https://youtu.be/r7fZyVU0HR0[/youtube] 強気に攻めてます。
[youtube]https://youtu.be/jpcxoV04Np8[/youtube] [youtube]https://youtu.be/x3XL00mGAd0[/youtube] 有名どころをのぞく強敵とおもわれるランカー
カリッド・ヤファイ

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