米国2戦目、ずっとスーパーライト級の岡田のスピードとカウンターが冴えわたり完勝する可能性とベルトランの本場のタフネス、パワーに潰される、両方の可能性を孕んだ危険なサバイバルマッチ。しかしここを突破しないと上はないのだからやるしかない。溌剌、伸び伸び、思い切りカウンターを炸裂させてほしい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
岡田 | 10 | 8 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 9 | 75 |
ベルトラン | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 77 |
1R
もうはじまってました。
まずは様子見の初回にみえました。
途中からだったので
ベルトランは初回を終えて顔面に少し傷があります。
岡田のジャブでしょうか。
10-10
2R
ベルトランのプレスをブロックで受け止め
的確に打ち返す岡田ですが
結構攻撃を受け止めているので、出会いがしらに
タイミングのパンチをもらいダウン。
でもこれはあまり効いたものではない。
そこから岡田が強いカウンターを入れ
今度はベルトランが腰を落とすもダウン裁定はなし
でもこれはダウンでしょう。
そこから岡田が猛烈にラッシュ。KO寸前だが
ベルトランは捌く
採点上は
ベルトラン10-8かもしれないが
これは8-8かな。
やっぱ10-8にします。
すごいヒートアップしています。
KOされそうでKOしそうな白熱の展開です。
3R
ヒットは岡田が多い。的確。
だがベルトランのプレスとパワーが強い。
岡田、KOされそうなパンチをガードを破られて食っていますが
ベルトランも岡田のカウンターを食っている。
岡田、我慢できるか。
ベルトラン10-9
4R
互いにダウンにつながるパンチを食っています。
耐久力で岡田の方が心配です。
ベルトランのヘッドムーブが意外といい。
調子はいいだろうが、ボコボコの殴り合いです。
倒されそうで倒しそうな展開が続く。
ベルトランのプレスとパターンを見切って食いたくない。
映像止まる。
ベルトラン10-9
5R
岡田の方が的確だが
ベルトランのパンチの方が怖い。
フィジカルとパワーでベルトランが若干押している。
岡田の場合ベストカウンターを当てないとベルトランは倒れない。
当たりそうなタイミングはたくさんある。
我慢比べです。
ベルトランはくっついてきます。
接近戦しか余裕がありません。
岡田10-9
倒すか倒されるかの激闘です。
けものを倒せるか。
6R
離れると岡田のスキルの方が上。
ベルトランはアウトボクシングはできない。
しかしベルトランが踏み込んでくると岡田の体幹が
フラフラにされる。
アウトボクシングとジャブでペースを作り
ベルトランがガンガン来たらカウンターを当てたい。
そんな展開になってきたが、ベルトランの強襲は怖い。
岡田10-9
7R
やや岡田よりにつけている。
パワフルなベルトランについているかもしれない。
スキルでは負けていないが、パワーがなぁ。
ベルトランもジャブやカウンターを食って効いている。
ダッキングとヘッドムーブが上手くてベルトランから
クリーンヒットを奪いきれないのが苦しい。
当たれば倒せそうだが。
難しいがジャブで
岡田10-9
8R
接近戦はベルトランで離れると岡田。
しかし離れての岡田のジャブだけではベルトランを止められない。
接近戦でのベルトランのパワーが上か。
カウンターは当たるのだが。クリーンヒットが少ない。
攻めが鋭かった
ベルトラン10-9
9R
岡田のセコンドはカウンターで倒すしかないと言っている。
ここまではパワー、フィジカルの差でややベルトランだろう。
岡田奮闘するもベルトランの右フックに強烈に倒される。
立つも強襲され、ダウン追加
セコンドギブアップ。
レフリーストップ
やはり世界とはパワー差
フィジカルの差が違った。
岡田の勝ちパターンの試合ともいえたし
カウンターも当たったが
ベルトランは効いても立ち向かってきた。
接近戦しかできないベルトランだが、細かなダッキングやヘッドムーブで
岡田のコンビネーションを空転させるのがなかなか上手かった。
これがスーパーライト級の現実だろう。
ベルトランの顔も傷だらけですが、これくらいの激闘は経験済みなのだろう。
白熱のボルテージ上がる素晴らしい試合でした。
それでも、バランチェクの獰猛さやラミレスのタフネスは、ベルトランよりもっと上の世界だろう。