アングロを改めて見直すとやはりラミレスに比べスローだ。頑丈さとパワーで23勝20KOというアングロはエリート王者に通用するだろうか
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リオ金のロブソン・コンセイソンが圧勝してるが前座かな。パンチが大振りだけど、ロマチェンコに勝ちかけたことがある。(審議で逆転)
戦績だけはSミドルの王者でも群を抜くラミレス。内容で説得できるか。無名のアングロの強さに期待するしかない。
1R
いつもの事だがラミレスが頭半分は大きい。
体格の利でプレッシャーをかけていくラミレスだが
アングロもやや大振りなパンチやアッパーで返していく。
ラミレスをロープに詰めてからの攻撃は迫力がある。
しかしコツコツな正確性で
ラミレス10-9
2R
黒髪に白髪も混じる、アングロ、頑張って欲しい。
ロープに詰めたら連打するも、振りが大きくスロー。
ガードされている。
でもKO率どおりパワーは互角以上にやれてるかも。
ブロッキングも悪くない。
ラミレスのパワーは封印できてるけど
攻撃はスローなので厳しいか
やや退屈な試合になるかも。
ラミレスにも火力がないからだろうか。
ラミレス10-9
3R
ラミレスのジャブがアングロのアゴをはねあげたが
お返しにアングロもいいパンチを当てる。
アングロのおもいきりのいいパンチがあたればひょっとするかもしれない。
単発だがタイミングはいい。
アングロ10-9
4R
スローだがアングロの方がパワーはありそうだ。
ラミレスは脚と技術に頼った試合にシフトするかもしれない。
コツコツ当てて試合を組み立てるラミレス
一発で局面打開を図るアングロ。
ダメージ的にはアングロもまだまだ余裕がありそうだ。
ラミレス10-9
5R
ペース争いだと丁寧なラミレスを崩す活路がなさそうなアングロだが
攻勢を強めていきたいところだ。そんなにダメージングブローは食っていない。
アングロが守りに忙しく手数が少ない。
出せばラミレスもバックステップするのだが。
よく訓練されているラミレスだが
ナチュラルな身体の強さはアングロか。
しかしラミレスの技巧に成す術がなくなってきたか。
ラミレス10-9
6R
やはり迫力や倒す意思はベナビデスの方が上だ。
ラミレスには重量級の迫力が足りない。
ラミレスの試合によくあるが、スパーリング
相手はサンドバッグのような展開になってきたが
それでも効果的なダメージを与えるほどでもない。
アングロは突っ込んでデカいの当ててラッシュするしかない。
ラミレス10-9
7R
スパーリングのようなラミレスの展開だが
アングロの左フックが側頭部に当たり、
ラミレスの身体が少し流れ、アングロが詰めるシーンあり。
こういう攻めをしないと打開できない。
元に戻ったが、おまけで
アングロ10-9
8R
ラミレスという選手は体格の良さと丁寧なボクシングが持ち味だが
決して打たれ強い選手ではないだろう。
受け身にならず打ち合えば勝てない王者にはおもえない。
ポイントでは離されているアングロだが
ダメージが多いわけでは決してない。
高齢なので爆発力がないのが惜しい。
ラミレス10-9
9R
アングロはのしのしとゆったり動いて殴っていくタイプだが
リングが滑るのかたまに踏み込みで滑っている。惜しい。
ラミレスがコツコツ練習のように組み立てるのに対し
ブロッキングを固めて一発当てたいがなかなか厳しい。
技術のラミレス
パワーのアングロ
アングロに変化と工夫がなければ判定負け濃厚
ラミレス10-9
10R
アングロは踏み込みで滑ってばかり。
ナイキのシューズは安物か。
ラミレスは滑り止めみたいのを巻いている。
手数でずっとラミレスだが
効果的なパワーパンチは皆無。
ラミレスも滑った。
ラミレス10-9
11R
このままだと退屈な12ラウンドだ。
アングロに余力はあるので攻めていくが
スローで振りも大きく当たらない。
しかしこのラウンドはロープに詰めて頑張った
アングロのラウンドだろうか。
ロープにつめてアッパーが活路だろう。
ラミレスは疲れたか。
アングロ10-9
12R
技術と手数でラミレスのユナニマスだろう。
アングロの玉砕攻撃を期待する。
互いに疲れたが、パンチのダメージはないだろう。
ラミレスらしい試合。退屈。
ジョージ・グローブスの方が強いかもしれない。
個人的にはベナビデス一強の階級だ。
ラミレス10-9
ラミレスのユナニマスだろう。
アピールできた部分はない。
119-109
119-109
120-108
ラミレス
ボブ・アラムはいつまでこの退屈なエリートボクサーを守っていくんだろう。
アングロは昔のボクサーのようでローカルファイトには強そうだが、スピード、策がないので世界は厳しい。今日はサウセドVSザッパビグナが見ごたえがありました。