
ネリーにあんな形で負けてしまって残念だけど、ヤマナカは特別で偉大な王者だった。当時対戦話もあったんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=e0x4jmHiHIs
WBOスーパーバンタム級王者、エマニュエル・ナバレッテが本格的に頭角を現したのは、2018年12月にアイザック・ドッグボゥをアップセットで下した時だった。5か月後の再戦で、ナバレッテはドッグボゥを11ラウンドでストップし、初戦の勝利がフロックではないことを証明した。
この勝利をきっかけに、トップランクと契約、ESPNで頻繁に中継されるボクサーに昇格した。短期間に5度のタイトルを防衛しているナバレッテは、いつでも誰とでも戦うという考え方を変えていない。
今週の土曜日の夜にナバレッテ(31勝27KO1敗)25歳は、アクティブにリングに戻る。同国のウリエル・ロペス(13勝6KO13敗1分)に対して行われるノンタイトルマッチは126ポンドのフェザー級リミットで行われる。
ナバレッテ
「チャンピオンになってから多くのことが変わりました。プロモーターや会社に評価されるようになりました。それは私を気分よくさせてくれるけど、私自身は何も変わりません。試合の準備を楽しんでいます。全ての試合は重要だから100%の力を注ぐ。最初にチャンピオンになった時と同じように、今でも全力で楽しんでいる。」ナバレッテは最終的にはフェザー級、スーパーフェザー級に進出し、シャクール・スティーブンソンやジョシュ・ウォーリントン、レオ・サンタ・クルス、オスカー・バルデスらといった世界王者を狙うことを望んでいる。
メキシコのスラッガー、ナバレッテは恵まれた体格を持っている。彼のパワーがどこまで通用するかに注目だ。
ナバレッテ
「あと2階級制したい。3年後、5年後に私は3階級王者になっています。」
まだ色々と未知数なナバレッテだが、個人的な印象だとイケるとおもう。スーパーフェザー級の爆発的な手数のミゲル・ベルチェルトあたりと双璧かそれ以上・・・
アイザック・ドッグボゥはナバレッテさえいなければ、今でも強い王者として君臨していたのではないだろうか。小さいけど屈強な素晴らしい王者だった。
しかしボクシング(メキシコ)には実力派でも地味で不人気な者と、アイドルのように支持されるものがいる。シャクール・スティーブンソンやジョシュ・ウォーリントン、レオ・サンタ・クルス、オスカー・バルデスら・・・彼らは全員エマニュエル・ナバレッテよりも人気もお金ももたらすひな壇のスターだ。
そういう日の当たるスターたちにどこまで迫っていけるのか、ハイリスクローリターンと避けられ続けていくのか、ナバレッテの進路もまた茨道だ。ナバレッテはアイドルタイプではなくどこか悪役(ヒール)的だ。
果たして、強ければ、勝ち続けていれば、どこまで行けるのか、
ナバレッテのような華はないけど実力者のようなファイターがどこまでのスターになれるかに注目したい。
ナバレッテのインタビューだが、井上以外に山中慎介を評価していました。
「ネリーにあんな形で負けてしまって残念だけど、ヤマナカは特別で偉大な王者だった。当時対戦話もあったんだ」
そうです。
ボクシングに対する姿勢は、かなり賢く、まともな男、という印象です。