「変わらない」ことは悪なのだ/ルイス・ネリー

「正義と悪魔」がっつり当てはまっちゃうのだ。

メキシコ、ティファナのルイス”パンテラ”ネリーは、短期的、長期的な目標を明確に抱いている。

ネリー
「バンタム級4団体統一、スーパーバンタム級の4団体統一を考えている。それが長期的な目標だ。自分には才能も時間も十分ある。」

元WBCバンタム級王者のネリー(30勝24KO)は何度も体重超過を起こしてきた。

ネリー
「過ちを犯してしまったが、自分には時間が十分にあるので前を向いていこうとおもっている。きちんと体重を守ってリングに上がり、壮大なファイトを続け、悪いイメージを払拭したい。今はもう戦いたくてウズウズしている。」

8月29日にスーパーバンタム級契約でアーロン・アラメダとアメリカで戦うことが決まっている。

ネリー
「グアダラハラでは約2か月トレーニングがありますが、エディ・レイノソとのトレーニングでディフェンスの改善、より正確で強いショットを打つために足をしっかり鍛えます。俺たちは非常に熱心に取り組んでいます。カネロをみていればいかに向上しているかわかる。スパーリングでも多くの改善を実感しています。エディは規律をもたらし、ジムでは多くのプレッシャーを与えてくれる。トレーニングに非常に真剣だ。

バンタム級はとても困難だけど魅力的な階級だ。ランクするなら、1番はギジェルモ・リゴンドー、ノニト・ドネア、井上尚弥、ジェイソン・モロニー、ジョン・リエル・カシメロ、そして最後にノルディン・ウバーリだね。

プロモーターと話し合ってベストの相手と戦っていく。彼らは俺にバンタム級を一掃してスーパーバンタム級まで制することを望んでいる。だから2階級を統一することが俺の目標だ。」

だそうです。
反省の色薄く、(敢えて?)井上尚弥を低く評価している。
ドネアより低く、対戦予定だったエマニュエル・ロドリゲスはモロニーより低い。(入れてもいない)

そして、ルイス・ネリーというのはやはりバンタム級の男なのだ。
本来、そのくらいの骨格しかない。
落とせないのではなく落とさない確信犯なのだ。
だから今でも、バンタム級の統一などと口にする。
しかしこの男がバンタム級に復帰する資格はない。

戦わずしてWBC(メキシコ)はネリーをWBCスーパーバンタム級1位にこっそりランクした。

ハイメ・ムンギアがカネロをぶっ倒して主役になって欲しいのと同様に、アーロン・アラメダにはアップセットを期待したい。同じメキシコの若き無敗選手だ。何が起きてもおかしくはない。

ともあれ、エマニュエル・ナバレッテが去った今となっては、年齢、話題性などで、井上尚弥のキャリアのライバル、歴史を刻む相手に最も相応しいのは、ルイス・ネリー、この男になってしまうのかもしれない。

正義と悪魔

がっつり当てはまっちゃうのだ。

ルイス・ネリー
この先も、反則なしで、どこまで強いと証明できるだろうか?
山中との初戦が続いていれば負けていたと今でもおもう。

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