シンデレラはいない/井上尚弥vsキム・イェジョン他

Leminoというなじみのない配信だが無料で観れるとおもうので観戦するだろう。有料だったら観戦しないだろう。

様子見の初回だがキムに意外性や怖さはなさそう。
2回、色々試しながら井上がエンジンを上げてきた。キムは何かしないと何も出来ずに終わりそう
4回、井上の攻勢に耐えながら、もっと来いと強気なアピールをするキムだが上も下も効かされて右ストレートでダウン。

陣営としてはこれ以上やっても傷つくだけなので棄権。

キムは勇敢だったが、やはり守るだけで精一杯。
来い!というアピール直後に食ってダウンしたのは観戦史上最速。

以下過去記事------------------

ここで書いたように、左右両方で戦えて、パワーと根性とタフネスがありそうなキム・イェジョンではあるが、井上の相手にはならないという予想だ。その後キム・イェジョンの生い立ちやらインタビューを観ると、嫌いになれない人物なのだ。(少し那須川天心に顔が似ている気がする)

親に捨てられ施設で育ち、底から這い上がっていく男。
人生には映画のような筋書きがあるのかもしれない。

まるで映画「ロッキー」のような設定が用意された。

けれどロッキーも、坂本博之も勝利を手にしたわけではない。

井上尚弥の完全無欠な強さも精神力も人間性も恐れ入る。
しかし評価が高まるにつれてますますオシャレになっていく。
勝って当たり前と言われる立場は大変だ。
しかし彼は全く動じない。

そういえばパッキャオも代役挑戦者からスターへの道のりが始まった。あの時パッキャオは手書きで名前を書いた安そうなトランクスを履いていたな。

そういうシンデレラストーリーがこの試合に隠されているのか、それとも抗いがたき過酷な現実をつきつけられるだけなのか、

当然私は後者とみている。

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