ついに決まった。10月1日(日本時間2日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ホテル&カジノ
こんなビッグファイトでも日本ではWOWOWのみなのがさびしいがまぁ変な解説で民放でやられるよりましか。ここはジョー小泉、浜さん、高柳さんが一番ふさわしいだろう。あとゲストで香川さんとか。
充実し、防衛も重ねている西岡にとりたとえマルケス相手であろうとも王者として堂々と迎え撃てる相手だろう。
しかし自分の予想はずるいが5-5かな。
V3のジョニー・ゴンザレスに比べれば大きすぎる、距離が遠すぎる、やりにくいという相手ではないだろうがジョニゴンと違ってマルケスはタフだ。
打たれてダウンはしてもその闘志がすさまじいのはイスバス戦で証明済みだ。
しかも兄貴がパッキャオ戦を控え、今まさにこの兄弟は栄光を勝ち取るのか、引退に追い込まれるか、ボクサー人生の頂点にいる。
メキシコボクシングの誇りを背負っている。
ラファエルのトレーナーが渋いサウスポーのサラゴサというのも嫌だ。(最近ズラ疑惑)
この階級随一ともいえる体格とタフネスであったであろう、レンドール・ムンローも撃破した西岡だから大丈夫だろうとはおもうがムンローよりキャリアがありテクニックもありパンチも強いのがマルケスだ。
西岡で惚れ惚れすると同時に不安なのが線の細さ、ポイントとれても一発で効かされるんじゃないかという危うさだ。
鼻先でかわすディフェンスやポイントメイクは素晴らしいとおもうが対戦者の強引な一発にヒヤリとすることもあるにはある。
ジョニゴン戦も自分では2ラウンドは10-9西岡であったが現地では10-8、10-9でジョニゴンであった。
あの一発がなければわからない試合であった。
しかし本人がいつ、誰とでも戦うという強い決意に満ちているし年齢的にもボクシング技術も洗練、充実しきっているしSバンタムナンバーワン評価の王者であるから、こういう試合は本物の王者たるもの望むべきものだ。
これぞ世界、リアルボクシングの王道である。
ちんどんボクシングショーしか見れない、見せない日本の方々に是非アピールして欲しいものだ。
自分にとりこの試合こそ今年最高峰である。
ジョニゴン・マルケス連覇したら一生の宝ものとなりジジイになってボケても忘れないだろう。
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