この日予定があるけどぶっちぎって見に行くか悩んでいます。
8・12東京・大田区総合体育館「ワールドプレミアムボクシング18」
WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
王者・山中慎介(帝拳) × 同級7位・ホセ・ニエベス(プエルトリコ)
WBC世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
王者・八重樫東(大橋) × 同級11位・オスカル・ブランケット(メキシコ)
とありますが、一番見たいのは長谷川穂積の試合です。やりますよね、公式ホームページに出てない気がしますが。
Sバンタムかフェザーでしょうが山中と長谷川を同時に見ることができれば、パンチの比較などできそうですし・・・
上手い、速いはまだ長谷川だとおもいますが、山中の方が背が高くすごいパンチャーです。
似て非なる、偉大な日本が誇るバンタム級王者です。
無敗とか超一流のホープといった挑戦者ではないので日本人の勝ちが順当な予想でしょうが、この目でみないとわかりません。
先日のWBOとは違い倒す気のあるパンチを放ってくる本当の試合ですから。
映像チェックは後程・・・戦績チェックをしてみるとホセ・ニエベスは22勝11KO。
2敗してますがどちらもバリバリの世界ランカーです。
クリス・アバロスは直近でドリアン・フランシスコに勝ってるし売出し中のホープ、ジョナサン・ロメロにもスプリット、明らかにトップランカー。
ビクター・フォンセカは未だ無敗、それにも僅か差ユナニマス、高度なレベルであることは間違いなさそう。プエルトリカンにへぼはないだろう。
未確認情報だと前に来ず慎重なタイプのよう。距離をとったアウトボクシングでどっちが主導権握れるかでしょう。
それでも山中の左が火を噴くとおもいます。
八重樫の相手、オスカル・ブランケットはかなりハードパンチャーなようだ。勝利のほとんどがKOで判定だと負けている試合が多い。
40戦近い立派なキャリアだが強豪との対戦は少ない。たぶんだが、技術はそれほどでもない腕力自慢だろう。
八重樫は体格不利もあって最近ファイター化しているがテクニカルでスピーディー、この相手なら判定でいいやという感じでアウトボクシングした方がよさそうだ。
ポイント不利はまずないとおもうが一発だけ注意したい。
それぞれ、ビッグネームとの対戦への通過点だとおもわれる、実質、フライは他団体の王者の方が強そうだし、バンタムはAの王者アンセルモ・モレノの方がビッグネームだ。それ以外の王者はへっぽこ。
王者よりランカーに強いのがわんさかいそうな不思議な階級である。その中で一番を目指して欲しい。
これぞ、リアルなボクシングの試合ですから日本人有利といえども、顔面強打も流血もアップセットも起こりうる、エアーボクシングとは真逆の緊迫感のある試合となるでしょう。
そして長谷川・・・ねらい目王者ビクター・テラザスはダルチニアンにとられてしまいましたが、どっちが勝っても臨戦態勢で地道に頑張っていただきたい。
ま、腹がくくっていれば相手のいないリコンドーでもフェザーでも誰でもいいんですが、まだ一番に評価している現役選手ですからこの目で見たいです。