西岡利晃VSレンドール・ムンロー目前

西日本J・フェザー級新人王
第58代日本バンタム級王者
暫定~第25代WBC世界S・バンタム級王者
西岡 利晃(JM加古川/帝拳)
Toshiaki Nishioka
43戦36勝(23KO)4敗3分

レンドール・ムンロー
21勝(9KO)1敗

いよいよ迫ってきました。
古いファンの自分にとってはもはや西岡が一番古参であり贔屓の選手です。
スタイリッシュでナルシストなスピードキングから今は丁寧で決め手を持つ重厚なボクサーへと変貌を遂げました。

つらかった時を経て今まで西岡のボクシングを楽しめることに感謝、感激です。

長谷川のボクシングは驚嘆ものだが西岡のボクシングもまた見事

日本人で世界相手にテクニックで魅せる、倒すこともできる貴重すぎる存在です。

相手は一位、指名挑戦者のムンロー、見た目だけなら大変なヒールですが男らしくていいやつっぽくて憎めません。
トレーニングとゴミ拾いで鍛えたその腹筋は過去最高クラスです。

この試合、両者のスタイルからして中間距離、テクニックでは西岡に分がありそうですが
体力、耐久力という点で非常に不気味なのが挑戦者です。

といって獰猛なファイタースタイルだけでなく技術も兼ね備え、Sバンタムかよというほど体格も立派、
リングに上がってどれだけの体格差があるんでしょうか、身長でも少しムンローがでかそうです。

イギリスでは大変な人気者らしく先進国ですから西岡の研究はしまくったことでしょう。
あのモンスターレフトがいつも試合を決めますので左対策は万全でしょうしイギリスやアイリッシュは打たれ強いし根性も半端ない。
ウェイン・マッカラーが倒れるのをみたことありません。

怖いのは西岡が圧力に押されロープにつまった時の接近戦のみだと妄想してますがどうなることやら。

超理想はハットンVSパッキャオの再現ですがあんな勝ち方したら西岡はSバンタム最強の称号を得られるでしょう。

変な見方で妄想すると西岡は恐怖のレフトという意味でダニエル・サントスにかぶるのですがあんな不安定なボクシングをしてはだめです。

あくまで冷静にコンパクトに、サントスを攻略した同じサウスポー、セルゲイ・ジンジラクのような安定感あるボクシングを披露してほしいものです。

WOWOWでの放映なので一般へのアピールが弱いのが残念ですが前座含め今年最高レベルの興行ですね。

たぶんやってないとおもうけど帝拳には下田、山中、粟生など優れたサウスポーがいますのでムンローがどんな強敵だろうが西岡が上とおもいこんでいます。

前座

山中VSホセ・シルベイラ

相手がよくわかんないけどいい試練になって欲しいです。彼もまたモンスターレフト、西岡と同様、右の使い方、左を当てる工夫が鍵となりそうです。
手数負けしないで欲しい。

ゴンザレスVSロサス

コンディションよければゴンザレスのKOか、メキシコベテランの意地、過去戦った時との違いをみたいです。

亀海VSアルファロ

素晴らしいマッチメイクです。ゴンザレスはアルファロの勝利を望んでいるのかな、同じ国で顔もちょっと似てる・・・
アルファロはデマーカス・コーリーに勝ってるしアントニオ・デマルコと10Rまで戦っている、これは安易に亀海有利とはいいがたい相手だ。
やや穴な世界王者レベルの力を持つアルファロに勝てば夢も膨らみます。圧勝じゃなくても結果オーライで見届けたいです。

リナレスVSチャベス

これはチャベスがどんだけ力残してるか、空気読めないかにかかってるとおもいます。熱戦を期待します。

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