ガーナからシンデレラストーリーを掴んだドッグボーの正念場、この試合の結果如何でかなり今後が左右される。ナバレッテはメキシコが生んだ新たなる怪物なのか、ドッグボーのリベンジなるか、日本人にも小國、岩佐、和氣。亀3など有望株が多い階級で、ダニエル・ローマンという2冠統一王者も生まれたが、この2人の方が上ではと感じている。その他ランカーも強くやはり険しいスーパーバンタム級の行方
ダイレクトリマッチはドックボーへの期待の表れ、トップランクのこれから稼ぐスターがメキシコローカルのプロモーションに負けるわけにはいかないという意地だろう。
[st-card id=47062 ] [st-card id=69421 ]Statement made. Navarrete seemingly hurts his right hand, knocks down Dogboe and Dogboe's corner throws in the towel. #NavarreteDogboe2 pic.twitter.com/9IAxvwRa8Z
— Top Rank Boxing (@trboxing) May 12, 2019
8R・9R
もう8ラウンドになってしまったが
2元中継でずっと見てました。
こっちも半端ない激闘です。
ドックボーの復讐の執念がすさまじいが
ナバレッテというのはただものではない。
打たれ強いのか、いなすのが上手いのか、うまく狂暴なドックボーを捌いて
狂暴に打ち返していく。
6回にナバレッテの強襲にバランスを崩したドッグボーにダウンあり
激戦だが要所をしめてるナバレッテが優勢にみえる。
ナバレッテ
10R
サルバドール・サンチェスVSアズマー・ネルソン
といったら大げさだが、そういう違いがあるようにみえる。
ドッグボーは間違いなく屈強でパワフルだけど
ナバレッテには無限のエンジンがある。
よくわからないがナバレッテのペースだろう。
ナバレッテ
11R
ドッグボーのプレスも踏み込みもパワーもあるのだが
懐の深いナバレッテに捌かれ、攻撃力もあるナバレッテの強襲を食うという展開。
体力自慢の野獣ドックボーが体力と体格の別の怪物の壁に苦しんでいる。
井上の壁もフェザーではなくここにいる気がする。
ナバレッテの攻撃にドックボーが何度か腰を落としかける。
ナバレッテ
12R
決して美しいボクシングではないが
頑丈で荒々しく狂暴なナバレッテのひっぱたくようなパンチに
ドックボーがガタガタにされダウン。立って続行も
セコンドがギブアップ。
KO負けしないとおもわれたドッグボーのKO負け。
ナバレッテは新怪物だ。
スーパーバンタム級ナンバーワンだろう。
美しくはないのだが。
ドックボーが弱いのではなくナバレッテが強い。
激闘を終えても顔がきれいだし余力がありそうだ。
この男の強さは若さ故のエンジンがあるとおもうが、スピード差で判定勝ちしか道はなさそうだ。
ドックボーは別の王者をターゲットにするしかない。
階級を上げると公言。
通過点とみていた伏兵がヤバい奴だった。