昨日のデオンティ・ワイルダーVSタイソン・フューリーは昨年のアンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイスの初戦以来の衝撃だったようで、特に海外では今日の話題はこれ一色です。海外の著名人が続々とコメントを寄せています。アカデミー賞は韓国映画、ヘビー級王者は英国人、アメリカにとっては受難かな、でもタイソン・フューリーは国籍問わず人気者になりそうです。エンターテイナーとしての素質がピカ一だ。
陽気で歌も上手い。相撲取りと同じで年上にみえてしまうんだよなぁ。まだ31歳なのに・・・
デオンティ・ワイルダーVSタイソン・フューリー
[st-card id=99193 ]フューリーのパンチでワイルダーの耳から出血していたとのことで、これで三半規管に狂いが生じたのかもしれませんが、初戦の反省を踏まえ、フューリーが守りを固めるのではなく、体重も絞らず、圧力をかけて攻めていったのが勝因のような気がします。ワイルダーも伸びる右ストレートを初回から出していましたが、打ち終わりに倍返しされる、フィジカルで押されるシーンが序盤から目立ちました。
ワイルダーは恐ろしい右ストレートで距離をキープする、誰も近寄れないのが普通ですが、巨人のフューリーはロングでも対処できるし、圧力かけられると非常に厳しい。ジョシュアにも強打がありますが、この日のフューリーの勇気あるファイトぶりをみるとヘビー級最強の称号はフューリーのものといえそうだ。
遂に、ジョシュア、ワイルダーの2強に土がついたが、新世代の台頭は止まりません。フューリー31歳の王朝はどこまで続くのか、男らしいワイルダーだからきっとリベンジマッチを行使するとおもいますが、彼ももう34歳、ヘビー級が動き始めました。
たぶん消されます。
エマニュエル・ナバレッテVSジェオ・サンティシマ
[st-card id=99190 ]それでも個人的にはこっちの試合に燃えた。本当にボクシングには様々な見方があるようで、私がみたSNSでは、ナバレッテは減量苦で調子が最悪だったと総括されていました。そうかなぁ、私にはすこぶる絶好調にみえましたぜ、サンティシマが骨のある奴だっただけでは?
しかし、バケロ(化け物ではなくカウボーイ)ナバレッテがスーパーバンタム級を卒業する日は遠くないだろう。次に統一戦が無理ならばフェザー級に行ってしまうんではないかな、既にスーパーバンタム級の体格とフィジカルを超越しています。いつも強いはもちろん、デカくみえるナバレッテだが、身長は岩佐の方が高いんだな、岩佐はIBFの暫定王者でありますが、ナバレッテではなくアフマダリエフに絞った方が可能性が高いだろう。昨日のサンティシマは岩佐が破ったマーロン・タパレスかそれ以上に強かったようにみえたが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=KbJ0EQIPqX8
ナバレッテ
「ノックアウトを狙ってなんとかその通りにしたけど時間がかかった。フィリピン人は本物のウォリアーだった。強く殴っても忍耐強く立っていた。俺はもう5回防衛した。すぐに統一戦が実現しなければフェザー級に上げる。」
王者になってから短期間で精力的に戦い続けてきました。
この男はバレラやモラレスを受け継ぐ、メキシコの黄金のスーパーバンタムではないだろうか。
人気、華やかさという点ではわからないけれど・・・並の世界王者ではない。
ナバレッテの攻略法は何だろうと夢想しながら、いただいた鋭いコメントを紹介して終わりにします。
これよっぽどのソリッドなパンチャーじゃないと止められないですね。
カウンターの左フックがナバレッテの顔に綺麗に入ってもほぼ気にしてないくらいタフ。
パンチのボリュームとスタミナが尋常じゃない。
サンティシマも日本人で勝負になる選手いるのかな?
ネリも強い体幹から連打を打てるけど、サイズの違いで結局は嵐に巻き込まれると思うな。
遠くからボコれるし、近づいてもボコれる、おまけに打たれ強い。井上でもいつものように真っ直ぐ下がったりするとああいう独特なパンチの軌道を読めずに
食らうことは十分に考えられる。少なくとも階級上げていきなりの相手としてはまず無理っぽい。
最後の追い込みの足運びがボクサーのソレじゃない。
パンチ連打、気迫、、無尽蔵のスタミナ、、これらも生まれ持ってが80%で、生物的に強靭で運動能力が優れているケモノのような人間だなぁ~と感じた。
そんな男がボクシングをやると、必然的にひたすら強いというケースがナバレッテ。
こういう男はメキシコやフィリピンの魚市場や建設現場にまだまだ多数存在すると思う。
昨今のメキシカンはなんだか信用できないです。
是非ナバレッテVSネリVSバルガスでつぶし合ってほしいですね。
サイボーグリーグで
それではみなさん、魚市場で会いましょう。