
自身をP4Pトップ5には入るとアピールするハードは光るアマチュアキャリアがなくアメリカで大成した珍しい選手、圧倒的なフィジカルと独自の技術で結果を出している。気持ちはわかるが認められるには圧勝が必要だ。対するウィリアムスは運とタイミングによっては王者になってもおかしくない逸材だが、チャーロ兄には圧倒的にボコられた。ミドル級も視野に入れる大きなハードがアピールするにはチャーロに匹敵するパフォーマンスが必要だ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ハード | 9 | 8 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 112 |
ウィリアムス | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 115 |
With RD2 coming to an end @jrockboxing landed a 💥 while Hurd was pinned against the ropes, scoring the first knockdown of the fight. #HurdWilliams #PBConFOX pic.twitter.com/jekBoIG4LH
— PBC (@premierboxing) May 12, 2019
もう始まるようです。
1R
ハードの背中がデカい。
しかし引き気味、様子見なので積極的なウィリアムスか
ウィリアムス10-9
2R
少々打たれても密着し身体で威圧するハードのスタイルになってきた。
しかし細かいパンチを打ち込まれている。
そして右からアッパーを打ち抜かれハードダウン。
このスタイルの限界か
ウィリアムス10-8
3R
ウィリアムスが決めに来る。
ハードは骨を切らせて肉も切られている。苦しい。
しかしお化けの体力がある。
ハードのスタイルは横着なんだ。
密着をやめてハードが回復してきたようだ。
ハード10-9
4R
ハード絶体絶命のピンチなのだが
驚きはない。やっぱりなという感じ。
しかし体力があるので回復してきた。
それでも、普通にキレがありボクシングの上手いウィリアムスのパンチがシャープにハードを捉える。
ハードには重さがあるがキレがない。
普通ならハードはKO負けしていてもおかしくない。
ウィリアムス10-9
5R
ドックボーと被ってしまった。
ウィリアムスはよく準備してきたな。
ハード得意のごり押しで打ち返すパンチが正確。
ハードが強引に押し切りたくても反撃される。
ウィリアムス10-9
6R
やばい、両試合ともかなりエキサイティングだ。
ハードが強引にペースを引き寄せようとしている感じ
ハード10-9
7R
ハードがケンカモード。
ノシノシ歩いて殴るだけ。
ウィリアムスはスキルフルに対抗してるが
ハードタイムにみえてしまう。
ハード10-9
今は書けないけどドックボーVSナバレッテもすごい激戦。
8R
ゴングと同時にウィリアムスがハードをロープに釘付け打ちまくるも
ハードは凌いで反撃。
ウィリアムスのこの試合にかける執念がすごい。
最後まで立っていればウィリアムスの勝利にさせてあげたい。
ウィリアムス10-9
9R
ハード得意の乱戦もウィリアムスが意思のある反撃で効果的なヒットでは上回る。
カットして苦しいのもハード
ウィリアムス10-9
10R
横着なハードが序盤にダウンを奪われ
強引に潰しにいくも届かずという内容。
いつもはここで強引にねじ伏せてきたが
今日は上手くいかない。
同じ手にはウィリアムスはのらない。
それでも細かいハードのパンチが上回ったか
激戦すぎてドックボーに行けない。
ハード10-9
11R
テクニックではウィリアムスだがハードのしつこいごり押しに
ウィリアムスボディが苦しそう。
ハードとしては最終回逆転KOしかないだろう。
ハード10-9
12R
ウィリアムスが最後の力を振り絞って細かくシャープに動く。
ハードはごり押しのみ。
技術と機敏さがあるウィリアムスが乗り切れば勝てる。
逆転を狙う雑なハードにウィリアムスのアッパーやフックがよく当たる。
ウィリアムスは笑っている。最後を締めただろう。
ウィリアムス10-9
116-111
115-112
115-112
ウィリアムス
統一王者になった。
おめでとう。
やっぱりジャモールは別格だ。
ハードは前戦も格下にロープに釘付けされ、強引にねじ伏せていたが、勝ち味が遅いのでスタイルに限界があった。
PBC興行はボクシングだけに忠実で無駄がなくなかなかいい中継で好きだ。
前座
ひっそりと米国軽量級ホープのアレクサンドル・マリンという無敗選手にルイス・コンセプションが負けている。
マリオ・バリオスVSファン・ホセ・ベラスコ
バリオスは米国の無敗プロスペクトだが、ベラスコは今思えばレジス・プログレイスに一番善戦していた強いアルゼンチン人だ。ボディばかり実験のように打たれたが・・・個人的にはベラスコを推す。互角に渡り合っていたが2回、バリオスの左ボディ一発でベラスコ散る。ボディがトラウマになりそうだ。
.@boxer_barrios delivers a 🧨 left 🥊 to the body of Juan Jose Velasco early in RD2, dropping him and finishing him early. #PBConFOX #BarriosVelasco pic.twitter.com/U0KrAO0IWa
— PBC (@premierboxing) May 12, 2019