高山も2度戦い勝てなかったミニマムの元本格王者ニコシナシ・ジョイ、ヒッキー・ブトラーにスプリットで負け、王座陥落しましたが、南アの白人と黒人、贔屓ありの判定だったんじゃないかなんて邪推しその実力は確信しておりましたが、その後階級上げて苦労しています。
これは2014年2月の試合、相手は当時17勝13敗というフィリピンのかませだったはずなんですが、3ラウンドに強烈に倒され失神。
先日、悔し恥ずかしの再戦となりましたが、今度は初回KO負けとまさかの同じ相手に強烈にブレーキかけられてしまいました。
(映像見つからず)
この勝利で19勝13敗となったレイ・ロレトという選手、4連敗デビューの冴えないキャリアで
かつて日本人とも戦っていたりする。19戦目までは8勝11敗という数字です。
しかし映像を見ると普通に強くいい選手。昔のパッキャオのようですらあります。
と書いてそれはあまりにも褒めすぎですが、左を迷いなく打ちぬき、パワーも十分。
ジョイ2タテは伊達じゃなさそうです。
相性もあり、パターン化されたロレトの左をモロに食うジョイに非があり、ロレトが世界王者になれる器とはおもいませんが、多くの敗戦を経て強くなった選手とはいえそうです。
高山よりは明らかに強かったジョイの苦闘ぶりをみると、ベルトなど関係ないとおもわずにはいられない。
怖さでいえば、このロレト、高山や田中、田口の世界戦の相手よりはるか上、こういうパンチャーとはやらないだろうな。
ジョイとだってやりたくないだろう日本人は。
個人的には上記日本人よりジョイの方が強いとおもう。
階級あげて体格やパワーの利が少なくなるととたんに苦労するパターンか?
19勝13敗雑草レイ・ロレト
失意のニコシナシ・ジョイ
今後に注目です。