今週の注目試合はこれです。
ジョニゴンにはアブナー・マレスとの再戦やレオ・サンタクルスの3階級目など、お金になりそうな話が控えているようですが、誰よりもこの相手が最難関だとおもわれます。大丈夫か?
挑戦者決定戦を勝ち抜いてきたロビンソン・カスティリャノスや下田痛恨の相手マービン・ソンソナもジョニゴンがターゲットで、既に指定席に入ったといえます。
これからはじまるビッグマネーマッチのためにどうしても負ける訳にはいかないジョニゴンですが、不利と予想します。
ゲイリー・ラッセルが高い確率で、判定で王座を奪取するのではないでしょうか?
ゲイリー・ラッセルは小さくリーチもないので、アウトボクシングも達者とはいえ、ジョニゴンの懐に入っていかないとパンチが届かない。
ただのアウトボックスは通用しない。瞬間出入りの激しい動きのある試合をしてくるだろう。
手足が長く、顔が小さく槍のような右、左フックが武器のジョニゴンは正統派でいてやりにくいボクサーだ。
やりにくさが最大の特徴とおもう。
しかし、両者のスピード差がかなりあり、回転力も全然違う。
ジョニゴンの大砲が当たらぬかぎり、ゲイリー・ラッセルが試合を支配すると予想する。
西岡が逆転でジョニゴンをノックアウトしたが、ゲイリー・ラッセルはもっと速くで器用なサウスポーだ。
西岡ほどのモンスターレフトはないが。
なにはともわれ、ゲイリー・ラッセルが唯一負けた試合、VSロマチェンコ戦をみて
王者になるのは間違いないと確信してしまった。
負けて驚愕のパフォーマンスであった。
ひょっとしたら性格の部分でどこか淡白で王者になれない星の下かもしれず
格下は圧倒するがKOタイプのパンチャーではないような気もする。
しかしジョニゴンを破る能力は既に十分備わっているはずだ。
長いジョニゴンの時代が果たして終わるのか、観戦必至の試合となりそうだ。
アンダーで行われる
バネス・マルティロシャンVSジャメール・チャーロも注目
無敗ホープとしての期待値はチャーロなんだろうが、世界王者以上のハードなキャリアといえるマルティロシャンを応援したい。
今となってはコットやカネロより好きで応援している選手だ。
自分の見立てではモノが違い、マルティロシャンのKO勝利を予想。